タイ&ラオス
2009年 9月

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のんびりと9時起床。

まともな朝飯でもないものか、と思いブラブラ歩いていたら…………発見!

容器に生卵を入れ、その上からお粥豚肉、薬味を載せて完了。揚げパンのようなものもあったので、ついでだからこれも1つ追加(10,000K)。待っていたのは僅かな時間だけど、お茶を出してくれた。

至れり尽くせりなサービスで驚き。豚肉は程よい柔らかさ、お粥自体は塩味が効いて美味しい。お粥の中に揚げパン投入。違った食感が楽しめてグッド!

その後、10時にはまだ時間があるし、何か飲みたくなった。アップルシェイク(5,000K)に決定。

<アップルシェイク>

ああぁ、朝から豪勢な朝食にありついてるなあ(笑)

GHに戻りチェックアウト、まだ時間が少し早かったけどマウンテンリバービューGHへ向かう。今日もいい天気になりそうだ。ていうか既に天気良すぎるけど。

<マウンテンリバービューGH>

昨日のスタッフがたまたまいなかったようで、別のスタッフに部屋が空いているか訊く。昨日と同じ部屋に案内され、値段も一緒(70,000K)。即OK(笑)

うわぁ、TVがあるよTVが。何を見るでもないけど、とりあえずTVを点けておく(笑)

そしてテラスへ出る。うんうん、眺めサイコー!!!テラスには小ぶりなイスとテーブルがあって、のんびりと景色を眺めることが出来る。目の前に高い建物は無いため、険しい巨大な岩山が圧巻。


<テラスから>

バンビエンでノンビリ出来るのは今日が最後。1階でルアンパバーン行きのバスの手配をしてくれるらしいので、早めに行動。景色を堪能した後、観光前に明日訪れる予定のルアンパバーンへのバスの手配をしてもらう。

ルアンパバーンへのバスはVIPバスミニバスがある。移動時間が短く(とはいえVIPに比べて1時間程度)、出発時間が早く、値段も少々お高い(105,000K)!のがミニバス。D君が泊っているGHだと確か95,000Kだった気が………。荷物を持って移動するのが面倒なのでここでミニバスに決めてしまう。

「明日の8時半にここに来てくれ」と言われる。さぁって、観光といっても水遊びはする気が起きなかったので、必然的に洞窟くらいしか見るものはない。川沿いの道をのんびり進む。メインストリートにはレストラン、GH、旅行会社、インターネットなどの店が立ち並んでいるが、そこから1本外れただけで地元の人間の生活が垣間見れる。表と裏、そんな印象だった。

自転車を借りるほどの広さは無いので、一通り見るなら徒歩で十分。………………て思ったけど、今考えると『迷い方』だけではあまりに情報不足。町から少し進めば見るところはちらほらあるようだ。ということをバンビエンを離れるときに知った(笑)情弱とはまさにオレであったorz

目指すはタムチャン洞窟。途中には学校と思われる建物があり、道路から生徒たちの様子は丸見え。真面目に授業を受けている者もいれば寝てたり、遊んでたり。日本の授業風景と大差ないな(笑)他にも床屋を見つけた…………床屋を。

<床屋>

GHから20分くらいだろうか、バンビエンリゾート内にあるので入ろうとしたら、入場料(2,000K)を取られた。敷地内にはバンガローが点在していて、緑が多い。吊橋を渡って、自然公園(?)と思われるところを通り抜けると漸くタムチャン洞窟への受付が見えてきた。只今11:40。

どうやらオレが一番乗りらしい。つーか、周りに誰もいない………これは一体?財布を出し、受付で入場料を払おうとしたら……………人がいない!洞窟への階段の入口が閉まってる!どーいうこった。

入場時間は8:00〜11:30、13:00〜16:30……………くそっ、あと10分早かったら!あ〜、不測の事態だわこりゃ。1時間以上も空いちゃってどうすりゃいいんだよ。周りには暇つぶしになりそうな所なんてなさそうだしorzそうしたらチャリンコに乗ってきた欧米人2人組みが来た。が、やはり彼らも「ガッカリだよ!」みたいな表情をして13:00まで待つことに決めたらしい。

入口付近をブラブラしていると絶壁を見上げることが出来たり仏像が祀ってあったり、綺麗な(よく見るとそうでもない)水が流れていた。いい暇潰しにな…………らない。30分もあれば十分。

木陰でボーとしていると、12時過ぎにお姉さんが来て受付の建物に入った!?待ちきれません!ということで足を運び、めでたくチケット購入(15,000K)。

ああぁ、長い階段だ…………。と思いながら急勾配な階段を上る。

上りきると見事な景色。うーん、緑豊かな所だ。タムチャン洞窟入口からは冷気が漂って気持ちがいい………って、待て。

………うん、タムチャン洞窟への入口が門でまた閉ざされてるねorzくあぁー!なんだどうすりゃいいんだ!

困っていると、息を切らしながら今にも死ぬんじゃないかと思われるおじいちゃんが階段を上ってきた。がんばるなあ、この人。つーか、大丈夫か?と心配していると門を開けてくれた!ああぁ、あなたが門番でしたか。

午後の部(?)一番乗りでタムチャン洞窟内部へ!

うわぁあ、真っ暗でなーんも見えねー………あ、明かりが点いた。

先ほどのおじいちゃんが明かりを点けたようで、オレがフライングしすぎただけのようだ。

タムチャン洞窟内部は鍾乳洞になっているようで、行ったことのある人やネットで見ると期待は出来ないようだ。そういう訳でかなりショボい鍾乳洞だと全く期待はしていなかった。

うおぉお、めちゃくちゃ涼しいー。鍾乳洞もそんなにショボくないんだが?中は広く奥まで行ける。外の暑さが嘘みたいに洞窟内は涼しい。

ラオス人らしき団体客も来てたので、外国人だけでなくラオス人にとっても観光スポットなのかもしれない。で、その団体の中でも4人くらいで固まっていたラオス人から、「写真を撮るから一緒に入ってくれ」と言われた。

もうね、こいつは何を言っているんだ、と思ったよ。オレに写真を撮ってくれと言うなら分かるけど、一緒に写真に写ろうぜ?な展開には笑うしかなかったわ(笑)!まあ、一緒に写ったんだけど。

その後、奥に行ってみる事に。後ろからは誰も来なく、頼りは心細い電球のみ。「ここで停電が起こったらオレ完全にパニック」なぜだか恐怖心が生まれてしまった(汗)今思うとどうして誰も奥に来ようとしなかったんだろう。せっかく来たのにもったいない。

また、洞窟からひょっこり外に出れる所があり、そこからの眺めもまた素晴らしく、目を見張るものがある。壮大な景色とのんびりとした田舎の風景は目の保養になる。

タムチャン洞窟から出て、来た道を戻っていると1人の若者が声をかけてきた。名前は忘れてしまったが、彼は簡単な日本語の単語や英語を交えながら話してきて、こちらの暇潰しにもなったので良かった。んで、しきりに勧めてきたのがレンタルバイクで湖に行くのはどうだ?ということ。島が点在して綺麗とか、魚が美味いとか何故だか大絶賛(笑)どうやら彼が言っているのはビエンチャンバンビエンの間に位置するナムグム・ダムのことらしい。が、自転車ならまだしもバイクは抵抗があったので断った。後ろ髪が惹かれる思いは否定できないけど。連れて行ってくれるならいいけど、レンタルバイクで1人で向かうのは危険と判断。自分、小心なんで。

ちなみに道に日影がないから死にそうになる(笑)水は常に携帯してた。

小腹が空いてきた。せっかくなのでナムソン川沿いで昼食。缶ビールを頼んだはずなのになぜか瓶ビール登場(10,000K)別にいいけどさ(笑)それとフーを注文(15,000K)。米麺でスープもしつこくなくサッパリしていて美味しい。そして直ぐ横に見えるナムソン川と岩山を堪能。

目の前に沈没さん発見。こういう人たちは将来に対する不安はないものなのかな?と心底不思議に思う。オレは就職している身でさえ不安に思うから、彼らのようなスタイルは到底無理だな………と感慨に耽ってみたりする(笑)

次はハンモックでのんびりしてみるかあ、てことで1人分の幅しかなく手作り感ありすぎて誰か落ちたりしてるだろ、と思える橋を渡り、着いたのは『スマイルバー』。目の前はナムソン川、そして目が据わってる欧米人(汗)君子危うきに近寄らず!てことで危なそうな団体さんを迂回して、よっこらっせっと。

席はハンモック席と桟敷席(?)。こういう時じゃないと利用しないであろうハンモックへ。うーん、気持ちがいいもんだなあ………暑いけど。何か注文しないといけないのかと思ったけど、そうでもないらしい。この時は人も殆どおらず気を落ち着けるには良かった。

が、どこ行ってもそうだけど虫がとにかく多い。アリとか蜘蛛とか。ハンモックも例外ではなかったorz

GHへ戻りせっかくのテラスでも満喫するか、ということで途中でコーラ買ってGHへ。

あれ?妙に熱が篭っている気がするんですけど………。もしかしてカーテンを全開にしたまま出かけたのが不味かったのだろうか?まあ、カーテンが無きゃ日差しはもろに部屋に入る訳だから、あながち間違っているとはいえないかもorz

部屋は軽く温度上昇してるので、風のあるテラスがより一層気持ちがいい。一服しつつ雄大な景色を眺めるのは良かった。心から落ち着けてる、と感じる。時間が経つと雲が垂れ込めてきた。そして視線を移すと虹が見える………なんか怪しい天気になってきた。コーラも飲み終わり、ダメもとで川沿いで夕食ついでに夕陽でも!てことで移動。

この時、ワタクシは部屋に置いた飲み終えたコーラの缶が恐ろしいことになるとは夢にも思わなかったのです…………。

<テラス>

町中をぶらっと歩いて、川沿いへ行くと子供たちが遊んでいる。まあ日中より涼しいから元気になるわな。

川沿いのレストランへ。4〜5軒レストランが並んでいるけど、同じようなメニューで値段も一緒。こればっかりはどこに入っても変わらなかった。

川沿いで食事をするので川沿いの席へ。アイスコーヒー(7,000K)とチャーハン(15,000K)を注文。さーて、夕陽は見れるかなあ。目の前は凄い雲だけど(笑)

ボリュームあるチャーハン甘すぎるアイスコーヒーを飲みながら気長に待つ。

………。

………………。

………………………。

ああぁあぁああぁぁ、残念無念orzくっそー、やっぱりダメだったか。こればっかりは騒ごうがどうしようも出来ない。

店員にも同情され、店を後に。すぐにGHへ戻るのもなんだかなあ、てことで散歩をして5分くらいだろうか。

突然真っ暗に!!!

え?何事?なんか始まるんか??

なんて思えてしまったのは平和ボケのせいだろうか(違う)。ガヤガヤし始め、奇声を上げる欧米人に吹いた(笑)

                    

どうやら町全体が停電したために真っ暗になったらしい。地元の人はヤレヤレな顔で蝋燭やライトに灯りを点け始めた。他人事ながらなんか雰囲気が良かった。結局10分くらいで電気は復旧。

GHへ戻り、荷物を下ろした時に何気なく目に入ったコーラの缶。………………何かおかしい。顔を近づけると………………

ぎゃーーー!!!

そこはアリの巣窟になってましたorz

缶を洗った後、シャワーを浴びているとドタバタうるさい。なんだあ、と思ったらどうやら隣に泊っているバカな欧米人が基地外になってた。煩わしい事この上ない。寝る時間になっても騒ぐようなら1階にいる宿主へご連絡だな。ていうか注意とかしないのか?絶対に1階でもうるさいと思うんだけど。なんて思いながらTVで映画を見ていたらいつの間にか静かになってた。

代わりに土砂降りの雨音が(笑)!!!

明日のバス移動で、また橋が壊れたとか言うんじゃないだろうなあ、と心配しながら映画を見つついつの間にか就寝。

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