タイ&ラオス
2009年 9月

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いよいよ今回の一人旅も最終日となってしまった。早いものだ。

<マリーナンプGH>

8時半に起きてタートダム近くにある店でオレンジシャーベット(6,000K)とサンドウィッチ(9,000K)をテイクアウトしてタートルアンを目指す。

サンドウィッチにかぶりつきながら昨日見学したパトゥーサイへ………あれ?噴水から水が出てる!つーか、人が昨日よりすげーいる(汗)まあ、昨日より天気いいから当然と言えば当然なのか………。


<パトゥーサイ>

パトゥーサイ然りタートルアン然り、辿り着くまで一本道の直線距離だから異様に道のりが長く感じて、あれは蜃気楼なんじゃなかろうか、と錯覚してしまう………すみません、言い過ぎました。

タートルアンの前には大きな広場がある。そこで連想したのは劣化版ヴェルサイユ宮殿(笑)凱旋門の次は宮殿ですか。ワロス(笑)あー、入口にはかなりの売り子がいらっしゃる。とはいえ思っていた以上にしつこくなかったから拍子抜け。

内部は回廊にぐるりと囲まれた中心に、金色に輝く巨大な仏塔。太陽の光に反射する金色の仏塔は背景の青空によってより一層映えるなあ。


<タートルアン>

回廊には仏教遺跡が所狭しと並べられていて、また祈りをささげるもある。


<左:回廊 右:祠>

タートルアン以外は観なかったけど、それなりに良かった気がする(5,000K)。

帰り際にタートルアンの前の広場で何やら集会らしき事が行われていた。皆色とりどりの旗持ってなにやってんの?

GHへ戻りシャワーを浴びてチェックアウト。

その際に「荷物を預けることができる?」とGHのスタッフに尋ねてみる。「何時くらいに戻ってくる?」と聞かれたので「17時くらい。」と答えると「OKだ」とのお返事。

最終日に手荷物だけでブラブラ出来てホント助かった。ダメだったら空港まで行って荷物だけ預けて、また市街地へ戻ってこようかと思っていたくらいだから。市街地に荷物預かってくれるところがあったらいいんだけど………あるのか?

荷物を預けるのにお金も取られなかったし、18$払っただけはあるか(笑)?気になるのは引換え券みたいなものを何も貰わなかったんだが………。

この時12時半。ビエンチャン発の飛行機が21時半だから、昼に起きてから行動しても良かったかも。空港へは19時くらいに着けば十分間に合うのでGHで、荷物を預かってもらったついでに「空港までタクシーは幾ら?」と聞いてみたら「7$」とのお答え。はい却下。空港から市街地までは6$だった記憶があるので、帰りは自分でトゥクトゥクかタクシーを拾ったほうがいいと判断。

朝、朝食をテイクアウトした店に行き、お次はマンゴーシェイク(6,000K)。どうやらオレの中でこの店が気に入ったらしい(笑)

<マンゴーシェイク>

安いし美味しいから文句の言いようがない。今度はテイクアウトせずに店で味わうことにする。で、キョロキョロしたら“日本語情報ノート”発見!

時間はたっぷりあるのでじっくり読ませんてもらう。役立つ情報もあったけど、ノートに書いてる人たち、皆が皆ラオスが好きなんだなあ、と実感。………つーか南京虫の死骸をノートに貼ってる人がいたけど何がしたんだろ?普通に疑問だわ。ただの嫌がらせか、構ってちゃんだろうけど。

国立競技場からメコン川へと歩いて再びジョマへ行き、アイスコーヒー(15,000K)を注文。もちろん食べ物は注文せず(笑)それにしても水分とってばっかだな。この時点でラオスKipが無くなりかけてる。………計算通り、ニヤリ(笑)

残ったKipを使いきろうと、土産探しに数軒の店を回りコンビニらしき店で値段が手頃なクッキー発見。全然ラオスらしくない土産だけど(笑)そこで昨日渡されたタイバーツを使ってみたら、もらった時と同じ価値だったので安心。日本出国前に得た情報通りKipバーツが利用可能のようだ。

クッキーを手にレジに並んでいると、同じくレジに並んでいたおばちゃんから「インディアンみたいwwwww」と言われた。

………なん…だと…?

スカンジナビアンベーカリーという店で、ケーキ(15,000K)とレモンティー(7,000K)を注文。両方とも、特にケーキ激甘

この店の2階はテラスがあって、ナンプ広場を見下ろせる。何度も通っているナンプ広場を違った視点から見るのもいいもの。

時計を見ると、そろそろ夕陽の時間か?………あ、雲がない!?マジで!?

ということで17時過ぎにメコン川沿いへ。夕飯の時間も近いということで店の準備をする人や客がメコン川沿いに徐々に集まってくる。太陽も何に遮られることなくバッチリと輝いた姿を見せてくれている。

ようやく最後の最後で夕陽を見ることができた!!!まさに3度目の正直てやつか。ノーンカーイに比べると遠くに感じた夕陽だったけど、やっぱ見とれるなあ。

夕陽をすっかり堪能した後、GHへ戻り荷物を取る。17時なんて余裕で過ぎてるけど。大した確認もなしにアッサリ荷物を受け取ったけど、他人がオレの荷物を取っても気付かないんじゃないのか?あー、これもラオスらしい気楽なところなのか(おい!)

で、空港までの移動手段を確保しようとする時に限ってトゥクトゥクがいないし!なんなんだよ、あいつらわ(笑)!

て思ったらGHの目の前にタクシーがいた。「空港まで幾ら?」と聞くと「6$」。即OKしてしまった。交渉してもこれ以上値段は下がらない………よな?

早めに空港に着いたのは良いけど、チェックインには早すぎたようで誰もいない………てかチェックインカウンターへの扉が閉まってる(笑)仕方ないので空港内を少しぶらついて、入口へ戻り一服。

<ビエンチャン国際空港>

突然、停電。はははは、またかよ。ワロス………て空港が停電!?大丈夫か??ラオスまじパネェ(笑)

で、ようやくチェックイン開始………おせーorzスタッフの手続き処理の遅さにどっと疲れが。

行きから懸念していたクレカのことは、案の定聞かれたけどクレカ番号の控えを見せたら余裕で通過。これでもう後は流れに身を任せて帰るだけだな………この時はそう思った。

「そういえば結局、髭を剃ってないんだよなあ、また日本入国に手間取るんだろうなあ」としょうもないことを考えながら出国手続きも完了。

それにしてもラオスの空港スタッフはのんびりしてるなあ。緊張感ゼロというか終始マイペース、て感じだったなあ。これもお国柄なんだろうか。

手荷物検査の時、オレの荷物が出てこない!………とはいえ、ゴムの垂れ幕をめくればいいだけなんだけど。スタッフを見るとニコニコの顔。

………ん?オレがめくるのかこれ?どこまでセルフサービスなんだよ(笑)結局、自分でやったけどさ。

で、待合室で待っているが飛行機がいつまでたっても来ない。21時半にビエンチャンを出発してバンコクで乗り継いで成田へ、という予定になってる。ついでに乗り継ぎ時間は1時間orz

もう21時半過ぎてるんですけど。

もちろん乗客の皆さんガヤガヤして待合室は困惑の雰囲気が充満中。

搭乗すらできてないし、アナウンスもない、TVも点いてない!情報がゼロだよ!そんな訳で遅れているのかすらわからない。いや、飛行機が来てないだけで、もう十分遅れてるんだけどorz

埒が明かないのでスタッフが談笑している搭乗ゲートへ理由を尋ねに行く。何人も質問に来たから笑っているであろうスタッフに腹が立ってきた。理由もよくわからないし、一体全体どうなってんだ??

結局、1時間以上も遅れてる!バンコク23:50発の成田行きの飛行機に間に合うのか?

もしかしたら予定の便に乗れないかもしれないなあ。そうしたら長期戦になりそうだと思い、機内食は完食しておく(笑)

<機内食>

スワンナプーム国際空港に着いたのが0時!ってもう時間過ぎてるんですけどorzしかも飛行機から空港までバス移動かよ!勘弁して!!

何はともあれ僅かな希望にかけて、バスから降りたらダッシュ!

するとプラカードを持ったスタッフさんたちが数人いる。見てみるとオレが乗る予定の便名が書いてあり、あれ!?まだ間に合う!!?と希望が膨らんでいく。

その後は延々ダッシュした(笑)空港ダッシュなんて想像もしてなかったわ(笑)しかも笑えることに搭乗ゲートがめちゃくちゃ遠いし!なんの罰ゲームだよ!

このままスムーズに、て思ったらまさかの手荷物検査で大行列とか(笑)さすがに笑った。つーか、半分諦めたorz

手荷物検査後も搭乗ゲートまでダッシュ続く、どこまでも(笑)脇腹が痛くなってきたんですけど………。ところどころにスタッフがいてゴールを指示してくれる。気分はマラソン選手だ(笑)

………。

………………。

…………………ま…………まに合った――――――――――――!!!!!!

すげー一安心。緊張の糸が切れたのか日本人に「エクスキューズミー」て言っちまったじゃねーか(笑)その後、数分後に離陸。

さよなら、2009年オレの海外個人旅行!

あ〜なんかどっと疲れた。てか冷静に考えると、席について数分後に離陸って、走ってなかったらアウトじゃね?………こ……こえええぇぇぇ。

ビエンチャンからバンコクまでの飛行機で話した日本人は、バンコク発の時刻はオレと一緒だけど航空会社は別。あの人は間に合ったのか………。

気持ちも落ち着いてきたので、ちょっと考えてみる。オレがギリギリで間に合った………あれ?もしかして大荷物はアウトじゃね?ちゃんと荷物もこの飛行機に積まれたのか?不安だ。

今回使った航空会社はタイ航空。前回もめちゃくちゃ遅れたし………あ、あれは台風の影響らしいけど、今回の遅れはシャレになってないなあ。次回は考え直そうかな。

行きと違って個別のモニターはなしか、残念。で、なぜか機内で流れているのはテレ東あたりで放送していそうな日本の旅番組(笑)

やめて!まだ現実に戻さないで!

機内で旅番組見るの初めてだよ!しかも特集は甲府。何なんだいったい。海外旅行の余韻に浸ることが許されない機内でした。

成田への機内食オムレツはトロトロで意外にもおいしかったなあ。とりあえず眠かろうがなんだろうが出るもの拒まず!の精神で完食してやったけど(笑)


<機内食>

外を見ると雲の色が変わっていく。ああ、日が昇る。新しい1日が始まるわけだな。そして2009年オレの海外個人旅行終了のお知らせでもあるわけかorz

8時過ぎに成田到着。案の定、荷物はアウトだったorz

ああぁ、乗り遅れた荷物には目覚ましくらいにしか使わなかった携帯電話と数万円が入っている。オレの中で携帯の存在感なんてそんなもん。お金は違うけど(笑)

入国審査の前に遅れた荷物の手続きをする場所へ行き、「携帯とお金が入っているので至急届けてください」と理不尽な乗客になってしまうワタクシ。

この日の午後便で成田に着くらしい荷物は、本来なら翌日配送になるらしいのだが、無理を言って「今日中にお願い!」と頼み込んだ。

ホントありがとう、名前忘れてしまった成田のスタッフ様!!!

なんか疲れまくった。問題の入国審査も「もうどうにでもな〜れ♪」な気持ち。

荷物の件で親切にしてくれたスタッフさんも付いてきてくれて、入国審査官に荷物の件を話してもらう。

で、アッサリ通過(笑)…………なにこれ、どういうこと?恰好は去年とほぼ一緒なんだけどなあ。あ、あれか、帽子かぶってるからある程度の髭もじゃは免除なんだろ(違う)!

まあ、単に手荷物だけしかないから調べるモノがないということだろうけど。それにしても今回は手荷物の中身も財布も調べられず、衝立も登場しなかった(笑)

ちなみに去年調べたのはお姉さん、今回はお兄さん………なるほど。入国審査においてオレの中で一つのルールが生じた瞬間であった………。

電車に長い長い時間揺られて、昼過ぎに部屋に到着。完全なる旅行終了の瞬間だった。

今回は旅行直前に体調崩したり、天気予報があまりよろしくなかったり、移動手段に不安があったりしたけど、いざ旅行になったら体調は快復してるし天気も結構良かったし、移動手段もなんだかんだでスムーズにできたし大満足な旅行だった。

帰りの飛行機以外はorz

おわり

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