タイ&ラオス
2009年 9月
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2009年9月17日。退社時間が近づいて前回同様ニヤニヤが(汗) とあるシステムでバグが出たらしいけど、オレの関与しないシステムなので妙な仕事を押し付けられる前に退散!会社を出た時の開放感といったらもうたまらん(笑) 前回から恒例になった(まだ2回目だけど)9月連休海外一人旅。今回は1年位前に何度も耳にしたラオスへ。テンション上がりまくりで3月末に航空券ゲットだぜ!4月に入ったら1万円近くも値下がりしてたけどさ! そんな感じで軽く凹みつつも航空券を購入してから早半年。半年近くもテンションを高めに維持するのはどうかと思うが、旅行直前になったらさらにテンションが上がってくる。 旅行期間は9月18日(金)から9月27日(日)(28日の朝に成田着)までと前回同様、祝日+夏期休暇+有休のスペシャルコンボで長期休暇!上司からの白い目もなんのその、無理矢理休んだ。 旅行ルートはバンコク(タイ)→ノーンカーイ(タイ)→バンビエン(ラオス)→ルアンパバーン(ラオス)→ビエンチャン(ラオス)。心配なのはバンコクからノーンカーイまでの寝台列車のチケットが当日手に入るかということ。バンビエンとルアンパバーンまでの移動手段となるバスがスムーズに行くのかということ。ビエンチャンまでの航空券が現地で取れるかということ。まあ心配すればきりが無いけど、やっぱり移動手段は不安になる。中でも一番は寝台列車。ノーンカーイまで夜行バスが出ているらしいけど、せっかくだから寝台列車で行きたいんだよなあ……。 なにはともあれ、今回も4時起床。始発の電車に乗り込み8時前に成田着。ああぁ、眠い………。 <成田空港> ここまでは順調だったんだよ、ここまでは。まだ成田空港に移動しただけだけど……。とりあえず搭乗手続きをしにタイ航空のカウンターへ。 ……が!Eチケットはクレジットカードで購入したため、購入した際のクレカの4桁の番号が必要だとカウンターのお姉さまに言われた。 え? 購入時のクレカは既に解約しているため、そんなのは分かるわけがない。出だしから躓いてるよ、オレ。ははははは……笑っちゃうね。 結局、時間がかかりながらも、解約したクレカの番号を調べてくれて、時間がかかりながらもなんとか搭乗手続き完了。で、行きと同様に帰りの搭乗手続きの際にも訊かれるとの事orz帰りにも一悶着あるのかなあ、と思いつつクレカの番号をメモって、いよいよ搭乗。 機内に入り席に着こうとしたら日本のお姉ちゃんに席を替わってくれときた!すげー意味が分からん。何でも友達と二人で旅行するようで、搭乗手続きの際に席が離れてしまい、オレが来るまで誰も席を譲ってくれなかったらしい。ぶっちゃけ、そこまで席の位置に固執しているわけではないので、「いいですよ」とアッサリOKを出すオレ。紳士だからな、仕方ないんだよ、ははは。決してYESマンジャナイデスヨ? でいざ変わったら………席のど真ん中かよ!これはないわ(笑)一度譲ってしまった以上、今更「やっぱなしで」とはいえないので我慢する。まあ、自業自得だし仕方ないかと己を納得させる。 クレカ然り座席然り出発早々、嫌な雲行きだ。 なんて思ったのも束の間、エコノミークラスというのに各席にモニターがあり、しかもタッチパネル!?あ、もちろんリモコンもあり。こんなエコノミーは初めてだったので、席を譲ったことはどこ吹く風、モニターに小躍りするワタクシでした。根が単純なんです、はい。 <機内> で、『ドラゴンボール(吹き替え)』と『ナイトミュージアム2(英語)』を鑑賞。『ドラゴンボール』のあまりの酷さに吹いた。完全にネタだなこりゃ(笑) ああ、今回の機内食はでん六じゃないのか(笑)あと最後にサンドウィッチも出なかったなあ、そういえば。
映画や機内食を楽しんだり、タッチパネルで遊んだり、トイレに行くのに四苦八苦したり、なんだかんだでスワンナプーム国際空港に15時ころ到着。ここまでは時間的に前回とほぼ一緒か。 サンドウィッチの代りに最後の最後に出てきたのは“ランの花”だった。うーん、粋なサービスで嬉しいんだけど、正直荷物になってしまうのでいらないです。つーことで機内に置いてきてしまいました(おい)。 <ランの花> ターンテーブルで先ほど席を替わった人からお礼を言われ、1階へ下りタイバーツ(以下“B”)を持っていなかったので両替所でまずは1万円を両替。成田で両替するよりレートはいいと思う。そしてそのままエアポートバス乗り場へ。今回はフアランポーン駅へ行きたいのでAE4のチケット(150B)を購入。15時20分くらいにバスが来るとの事なので、コンビニで水を買って椅子に座ってのんびり待つことに。 で、バス乗り場でSさんと会う。Sさんとは一緒のバスのようでお互いのことを話しているとAE4のバスが来たので市街地へ!Sさんはサイアムセンターで友人と待ち合わせしているようで途中下車。バンコクの後はチェンマイ、ネパールへ訪れるらしい。「良い旅を!」と別れ、渋滞にはまりつつ17時前にフアランポーン駅に到着。 <フアランポーン駅> やはり気が焦っているなあ、と自分でも分かるほどで足早になっていた。早速、カウンターへ行き「ノーンカーイ行きの2等寝台下段はある??」と訊くと、以外にも「エアコンとファンどっちがいい?」なんて答えが!この時の喜びといったらもう。「もちろんファンで」と安いほうを選択。夜は涼しいかもしれないし。 列車のチケット(538B)購入後はニヤニヤが止まらんかった(笑)ハタから見たら危険人物だろうなー。 それにしても寝台列車の席が取れてよかった。これが取れなかったら、北バスターミナルへ直ぐに移動して深夜バスの席確保になるところだった。タイ国鉄は数ヶ月前から2等寝台エアコンのみしか予約できなかったけど……当てにならんなあ、ネットは。それとネットで予約というフライング行為に出ないでホントよかった(笑) ちなみに今回訪れた時は構内のど真ん中でなにやら写真展のようなことを催していた。それでも相変わらずのカオスな構内だなあ。 <フアランポーン駅構内> 駅構内にある荷物預かり所(70B)で大荷物から解放され、前回行かなかった中華街へ行ってみることに。雰囲気はどこも似たような感じ。雑多として喧騒が凄い。観ていて楽しいけど空気は酷く汚い(笑) ノーンカーイ行きの列車の発車時間は20時なので18時半頃駅へ戻り2階にある飲食店で夕飯としてビール(50B)とトムヤムクン(130B)。……で、食べていると妙な物体を発見。最初見た時は髪の毛かと思い辿っていくと…………触覚だったorzしかも見たことない虫で第1関節くらいの大きさで腹が膨れた虫。やーめーてー!てことで流石に食欲が失せた。半分以上食べた後だったけどね! <トムヤムクン> 20時少し前に荷物を取りに行きホーム内に足を踏み入れると……………あれ?なんかもう列車が来てるんですけど(汗)駅員に確認を取り早速中へ!やはり顔がニヤニヤしてしまうなあ(笑) <列車> 席に着くと小さなゴキがいたが気にしません!海外だから気持ちが解放されてるんだな、うん。そういうことにしておこう。 <変形前> 休んでいるとタイ人おばさんが「そこは私の席だ」と言ってきた!?自分のチケットを見せようとしたら反対側に席を取っているタイ人男性がおばさんのチケットを見て、車両が違っていると教えたようだ。おばさんはオレに謝ってきて、オレは男性に礼を言った。おばさんに謝られるとは思ってもみなかったので少し驚いた。 列車が出発してしばらく経ち22時頃だろうか、係の人が座席をベッドにしてくれた。慣れているということは重々承知だが、それにしも手際が見事!1分くらいで綺麗なベッドに様変わり!すげー!思わず感嘆の声が(笑) <変形後> そして少し横になり気がついた。あー、なんだこれ。思っていた以上に暑いぞ。窓は網戸にしてあるから列車の音がモロに入ってくるのは、旅の情緒としていいんだが、虫は入ってこなくていいyo!しかも天井のファンは回ってるけど、カーテン閉めてるからほとんど風がこないyo! つーことで次回乗る機会があったらエアコン車両にしようと固く決心した。 <車内> 食堂車があるということを思い出し、早速行ってみることに。もうあらゆることが初めてのことなので気持ちが昂るなあ(笑) 食堂車に着くとほとんど満席。そんなに人気かよ(笑)とはいえそれほど広い空間ではないけど。 <食堂車> 店員を呼び、ビールでも飲みますか!と思ったらよく分からんメニューを差し出された。とてもじゃないけどドリンクのメニューがあるようには思えない。 オレ「ビールある?」 店員「これ」 店員がメニューの一番下を指す。 なんだ、ちゃんとあるんじゃん。 オレ「じゃ、これちょうだい」 ……………… ……………………………… …………………………………………… ……………………………………………………え? これが……ビール……だと………? そうして出てきたのは不思議なことにしっかりした飯だったorz <………。> まて、まてまてまてまて。 どこでどう間違えたんだ。オレおかしなこと言ったのか?いや、言ってないよな?ちゃんと「ビールをくれ」と言ったよな?なのになんだこれは?普通に飯じゃないか。お姉ちゃん面白過ぎるぞ。 …………いやいや、まてまて。落ち着くんだ。よし、良い方に考えよう。駅で食ったトムヤムクン、あれは夕飯でなくおやつだった。うん、そう、おやつ。あれは3時のおやつだ。そして今オレの目の前にあるのが夕飯だ。そう考えればいいんじゃないか?ていうか全然腹減ってないけどな! 軽く天パりながらも不承不承口に運んでみると………………う、うめえじゃねえか、こんちきしょう。 これで空腹だったら最高だったんだけどなあ。何はともあれ完食してしまった。でもこの段階で本来の目的であるビールを注文する気になれなかったので一服することに。そうするとだんだん落ち着いてきた。こういうのも旅の醍醐味か(違う)。と無理矢理考えることにした。 一息ついていると隣に4、5人固まっている鉄道警察らしき人たちがオレの足元を見ている。 まさか……………黒い悪魔か!と足元を見ると自分の足以外何もない。 え?なに?どういうこと?それともオレには見えない何かが這いつくばっているのか??もう勘弁してくれ。 不思議そうな顔で鉄道警察(仮)の人たちを見ると、オレの靴を指して「カッコイイ」とのたまった。 あったりまえだ!この靴買うのにどんだけ苦労したと思ってるんだ!丸々1日費やして見つけたある意味思い出の靴だぞ!つーかそんなことはどうでもいいわ!足元に何かいるかと思ったじゃねーか!紛らわしいわ!!キエーーー!!!と発狂しそうになるのを抑えて、「ありがとう」と返す。 そもそもおまいらオレと一緒に食堂車で一服してていいのか?仕事はどうした仕事は。って、オレの目の前で列車停車中に外に居る女をナンパするんじゃねー(笑)! そんな鉄道警察(仮)は置いとくとして、深夜列車の窓から外を眺めながらボーっとするのはなんか良かった。ああ、旅をしているんだなあて実感が湧いてくる。 ビールならぬ夕飯を食べた後は1時間くらいボーっとしたり、人間観察したりして時計を見たらそろそろ日付が変わろうかという時間に。明日は朝日を見たいのでそろそろ寝るか。 ということで0時を少し過ぎたくらいに就寝。 ……………足が思いっきり伸ばせませんでした。 |
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