タイ&ラオス
2009年 9月

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あまりの豪雨のため1時起床。…………って、おい!まだ2時間くらいしか寝てないよ!

ふ・り・す・ぎ・だ!!

暗闇で静寂の中の豪雨…………なぜかホラー映画を連想してしまい、その後なかなか寝付けず(笑)

その後は本来の起床時間5時半に起きて、ムダと分かりつつもテラスへ出て朝陽を待つ。まあ、無理だったんだけど。それでも幻想的な風景を目の当たりにしたので起きて正解だった。

ベッドに横になり、再び睡眠をとった後に朝の散歩。朝食でもと思ったけど、朝食を取る余裕がないくらいお金が無く、両替所も開いてなかったので朝飯抜きで8:30にGHの1階へ。

基本的にのんびりしてるんだろう、8:30になっても誰も来ないので宿主の部屋へ突撃。って今から準備ですか(笑)

バイクの後ろに乗ってバスターミナルへGO!バンビエン到着時と違い、けっこう離れたバスターミナルに到着。その途中には学校や市場等があった。さすが『迷い方』だぜえ。この辺りの地図は載ってなかったから、こういう場所があったなんて知らなかったよ!自転車だったら余裕で来れたんだなあ、と軽く凹む。とりあえず送ってくれた宿主に礼を言う。なかなかお茶目なおっさんだった。

<GHの宿主>

バンビエン到着時のバスターミナルと違い人が多い。そしてルアンパバーンまでのミニバスはどう見てもミニバンです、本当にありがとうございました。

オレの他には欧米人2人だけという、思った以上にガラガラの状態で出発。足も伸ばせて幸先がいいスタートだ。と思ったら途中で人を乗せ始めた。またかい(笑)!これから約6時間ミニバンミニバスに揺られてルアンパバーンへ行く。ちなみに出発時間は9時少し過ぎ。

渡航前に見た外務省のホームページではバンビエン〜シェングンの道は微妙に危険なようでちょっと心配だった。

道程は牛に道を遮られたり、クネクネ山道を何度も通ったり素敵なドライブ。景色は雄大で見とれてしまう。特に土砂降りの中、山頂から見えた雲の絨毯が山に覆いかぶさる様は神秘的だった………車が揺れすぎて写真が撮れなかったけどorz

そして、てっきり運転手は2人だと思っていたら、途中でどこぞの家の前で止まり、今まで運転していた男が車から降りて荷物を引っ張り出した………え?こいつ運転手じゃなかったのかよ!すると今まで運転席の隣にいて時々船を漕いでいた男が運転席に。

ちょ、お前が正規の運転手かよ!客に運転させるって斬新だな(笑)

途中で休憩する場所は1箇所のようだったけど、腹も減ってないしトイレも不要だったのでのんびり一服。この頃には雨は土砂降りから小雨へと変わっていた。ちなみに左画像がミニバス(笑)

タバコを吸っていると、乗客の一人が「一本貰っていいか?」と口に煙草をくわえながら聞いてきた……………………っておっちゃん、もうくわえてるじゃん(笑)流石に笑うしかなかったわ。まあ、あげるつもりだったから別にいいんだけど。

点在する村々で生活する人々の様子も垣間見ることができていい経験が出来てると思えた。バンビエンに来る途中もそうだけど、日本車をよく見かけた。うーん、リサイクル?

不気味なほど何事もなくスムーズに車は進み、いくつかの山を越えると日が射してきた。それはもうギラギラと(汗)

15時過ぎにルアンパバーンのバスターミナルに到着。………とはいえ、バスが突然停車して、荷物を下ろされ、外に出てみるとトゥクトゥクのおっさんが寄ってたかってGHの勧誘合戦。もうね「ここはどこだ!お前ら何者!?」て感じで“?”で頭の中は埋め尽くされたよ!

運転手に確認したら「ルアンパバーンだ」と今更のように言ってきた。そして同乗者のアメリカ人とフランス人がトゥクトゥクに乗ろうとしているのを見て、「中心部へ行くなら同乗させておくれ」と言って一緒に行くことに(10,000K)。

彼らはラオスに2週間ほど滞在しているようで、よほど気に入っているらしかった。

で、オレはメインストリートらしいの噴水場所に降ろされて、彼らはメインストリートから外れた場所の宿へ行くらしかったので、ここでお別れ。

とはいえここがどこだかサッパリ分からん。と悩む前にラオスのお金がもうなかったことを思い出し、目の前にある両替所へ。とりあえずここで1万円両替え。

この両替所でYさんと知り合う。2日ほど前にルアンパバーンに到着したらしい。Yさんが「私が泊っているGH(名前忘れた)に来てみる?50,000Kとそこそこ安い割りに設備はいい」と言われ、とりあえず今日の宿は早めに確保したほうがいいか、と思い案内してもらう。

Yさんは2ヶ月ほど前から一人旅をしていて、世界一周するつもりのようだ。長期旅行者に出会い話しを聞いていると、「オレも仕事辞めて世界を見て回るかあ」と危険な考えが生じてくる(笑)

着いたのはメインストリートから1本外れたプーシーの麓にあるGH。人当たりが良く、簡単な日本語の単語を話すスタッフがいてGH自体の雰囲気は良かった。部屋はトイレ、ホットシャワー、ファンが設備されて言うことなし。値段もそれほど高くないし、今日の残った時間で他のGHを見るつもりなので、今宵の宿は決定(50,000K)。

ルアンパバーンについてまずやることは、ビエンチャンまでの航空券ゲット。時期によっては直ぐに席が埋まってしまうらしいので、早めに行動。Yさんにお礼を言って別れ、旅行代理店に。

GHはナムカーン川の近くで、散歩がてらに川沿いに道を進む……………おっと、曲がるべき道を通過した。あぶねぇ〜、到着早々迷子になるところだったぜ(汗)

着いたのはメコン川沿いにあるハッピースマイルツアーという旅行代理店。あ、ここは『迷い方』にも載っている代理店じゃん。えーと、なになに“日本語を話せるスタッフ常駐”

店に入ったら普通に英語で話しかけられた。ああぁ、『迷い方』にオレは釣られたわけかorzそして店員は2人しかいないようだ。

何はともあれ「26日の午前中でビエンチャン行きの飛行機はある?」と拙い英語でこちらの用件を言うと、1人のスタッフがクスクス笑い出した。

なんだあ??と訝しむと、オレの隣にいたスタッフが片言ながらも会話はちゃんと成立できるほどの日本語で話しかけてきた。

…………え?ちょ……おまっ……日本語話せんのかよ!くっそー、いきなりからかわれたか。お茶目なスタッフめ。

2人とも日本語を話せるのではなく、航空券手配をしてくれたスタッフは日本語サッパリだった。

客が誰もいなかったしこっちが1人だったからなのかもしれないけど、随分と気さくな2人でガイドブックに載っていない情報を教えてもらったり、面白い会話ができたので良い一時を過ごさせてもらった。

………って、おい!オレは世間話をしに来たんじゃないんだよ!と、本来の目的を思い出し、改めて「ビエンチャン行きの26日の午前発のチケットはある?」と聞くと「ない」とのお返事orzビエンチャンで2泊も必要かどうか疑問に思ったが、「25日の午前発は?」と聞くと「ある」とのお答え。

提示された料金が775,000K!あまりの高額に驚いた。まあ、流石に旅行代理店での値引きは露店と違ってダメだろうな、と思いながらも値引き交渉したら770,000Kに下がった。

………………………え?

値引きしてくれたことに驚きを隠せなかったんだが(笑)値引きできるんだったらもっと粘ればよかった。あまりにアッサリ引いてくれたので、呆けてしまったよ(笑)

パスポートを預けて翌日の夕方に航空券と一緒に取りに行くことになった。E-mailを2人と交換して別れる。ついでだが、この女性陣は「日本人と結婚したい!」とウソかホントか判らないこと口にしていたけど…………日本人の皆が皆、金持ってると思うなよ!!!

ビエンチャンまでの移動手段が確保できたので一安心。GHを物色するついでに町を散策することに。

………。

………………。

………………………。

探し方が下手だからなのか良い部屋が無かったorzうーん、もしかしたらルアンパバーン滞在中は今泊っているGHかもなあ、と半ば諦め。ていうか全体的に物の値段が高くないか?

夕方のメインストリートは有名(?)なナイトマーケットの準備をする人たちで賑わっていて、観光客もかなり多い。バンビエンみたいな雰囲気も好きだけど、ルアンパバーンのようないかにも観光地ていう雰囲気も好きだな。

空を見ると雲が随分出てきているので、町を一望できるらしいプーシーへ登るのは止めにする。夕陽が見えなそうだし、お金かかるし。ということでメコン川沿いで軽く何か食べようと思い移動。あわよくば夕陽も(笑)

ビール(8,000K)と筍スープ(15,000K)。筍スープが予想以上に美味しかったので驚き。が、後からジワジワ辛さが襲ってくるのはなんぞ?スパイス入れすぎだろどう考えても(笑)ヒーヒーいいながら完食。夕陽?もちろん見れなったよ?

辺りも随分暗くなったので、メインストリートへ足を運んでみると、思ったとおり雰囲気ありすぎ(笑)が、思った以上にゴミゴミしてなかった。まだ時間が早いからなのか観光客が殆どいない。店の人はくっちゃべりまくり。おまいらやる気あんのか(笑)

ブラブラ歩いていると、D君を発見。D君バンビエンの宿で知り合ったらしいF君Sさんと一緒に夕飯を食べているらしいので、混ぜてもらうことにした。さすがに夕飯が筍スープだけというのは勘弁だったので、改めて夕飯を食べる。

10数種類の料理があり一つの皿に盛り放題の屋台バイキング(5,000K)。バイキングとはいえおかわりは出来ないけど、5,000Kは安い。ついでに2〜3本の瓶ビールを4人で割り勘(3,000K)して追加。

みんな旅行慣れしているようで、話は尽きない。話しているとどこから出現したのか小僧から差し出されたのはかんしゃく玉だった。懐かしすぎる(笑)!

解散した後、買いそびれていたハーフパンツを買いにナイトマーケットへ。

目に付いた店へ行き、店の人かと思い声をかけたら…………日本人だった!?ああぁぁぁすんげー恥ずかしいいぃぃぃ!!!

「他の店と比べてここは安かったですよ」と助言まで頂いて、謝罪とお礼を言ってお別れ(汗)結局、25,000K→17,000Kにしてもらってハーフパンツ購入。

ふうぅ、ハーフパンツを得たオレは怖いものは無いな、と意味不明な安堵も得た。GHへ戻る途中にバンビエンからルアンパバーン、バスターミナルからメインストリートまで一緒に来た欧米人2人を発見したので挨拶。この近くに泊っていたのか。こじんまりとしている町だから会う確率が高いのは当然だけど、なんか嬉しい。

溜まった服の洗濯にヘトヘトになって就寝Zzz…………。

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