カンボジア&タイ
2008年 9月
一日目 二日目 三日目 四日目 五日目
六日目 七日目 八日目
カンボジア滞在は今日が最終日。バイタク兄ちゃんには2日目の夜に朝日を見に行くことを伝えたけど、ちゃんとGHに来ているのか・・・。不安を抱えながらも5時にGH前に行くと、ちゃんと居た。 ・・・顔に雨粒が当たるんだが!?ポツポツと雨が降っているorzバイタク兄ちゃんと今日、朝日は見れるかなあ、この天気じゃやっぱり無理か?なんてことを話しながら『アンコール・ワット』へ向かう。 到着すると、やっぱり人は大勢いる。バイタク兄ちゃんに7時に戻ると告げて、前回の教訓を生かして水溜りにはまらないように暗い参道を慎重に進む。 <参道> 画像では分からないけど周りの景色は薄っすらと見え始めている。西側からの『第一回廊』入り口には警備員が立っているから、この時間帯ではまだ『第一回廊』に入ることは出来ない。まあ、暗いから入ったところで鑑賞も何も無いと思うけど(笑) 前回同様、朝日を池の前で待つことに。 ドド・・・ドドド・・・ドドドドド・・・ドドドドドドド・・・ドドドド。 ・・・?何か聞こえると思って振り返ると、野放しの馬が走り回っている!?こ、怖〜。あれにぶつかったらひとたまりも無いよ(汗)観光客も思わず見入っていて、「コーヒー、コーヒー」と物売りの兄ちゃんの声もこの時ばかりは沈黙していた。 先ほどより更に小降りになってきたけど、雨は相変わらず。 ・・・。 ・・・・・・・・。 ・・・・・・・・・・・・。 やっぱり駄目かい(血涙)!悪あがきと解っちゃいるけど、暫く待つ。 同じように悪あがき(?)する人がいるのを知った時は、自分と同じ考えを持つ人がいる時はいるものだな、と感じた(笑) このまま戻るのも癪なので、『第一回廊』へ向かう。 一度見た『第一回廊』をブラブラしたり、画像右にある基壇へと下りる石段に腰を下ろして景色を眺めたり、気ままに過ごす。これで当分、もしくは一生、見ることは無いんだろうなあと物思いに耽たり。 <テラスから> 時間が近づいてきたので、『テラス』から戻ろうとすると、『テラス』で遊んでいる子供たち。・・・パジャマ姿もいるように見えるんだが(笑)? 戻る頃には雨は完全に止んでいた。 <西塔門> 最終日の今日、自由に行動できるのは午前中のみなので、昨日駆け足で見た『オールドマーケット』探索をするつもり。だが、バイタク兄ちゃんは今から『バンテアイ・スレイ』に行こう、直ぐに戻ってこれるとか、ありがたーいお言葉だが気持ちは“のんびり”方向一直線!なので断る。けっこうしつこかったけど。って、後で調べたらこの日に『バンテアイ・スレイ』に行ったら落ち着いて観光できる距離じゃないじゃん! GHまで送ってもらう途中、バイタク兄ちゃんが今まで案内した客からの感謝の言葉が綴られた手帳を取り出して見せてきて、こちらを向きながら話し始めてきた。けっこう日本人が多いなあ。もしかして日本語読めるのか?このバイタク兄ちゃんは。・・・ていうか、お願いだから前を向いて運転してください。思いっきり走行中なんだが?手帳云々より事故りそうでハラハラしたよ。 GH到着後、これから空港まで送ってもらう値段交渉をしていなかったことに気が付く。 オレ「ここから『オールドマーケット』まで歩いて行くから、『オールドマーケット』から空港までを含めて幾ら?」 兄ちゃん「・・・12$」 オレ「えっ!?一昨日は1日で12$だよ。今日は半日だぞ?6$だろ」 兄ちゃん「じゃあ、10$は?」 オレ「だめ。6$」 そんなやり取りをして兄ちゃんの最安値は7$。こっちは6$ということで交渉決裂。うーん、オレが安く提示しすぎなんだろうか。 「本当なら3日で40$のはずなのに。」とか「朝日を見て空港まで送るから、どこに行ってもこの料金より安いところは無い。」とか何が“本当なら”なのか解らなかったけど、以前にも言われた“3日で40$”ということをまた繰り返し始めたので、こちらも譲る気が失せた。これは空港で再交渉か? 『迷い方』を見たら『オールドマーケット』近くに大きそうな銀行が分かり易い場所にあったので、待ち合わせ場所をその銀行にして、銀行名と念のため住所を紙に書いて渡そうとしたら、「銀行名だけで大丈夫」と言われたので「本当に大丈夫か?」と確認すると「大丈夫」と答えたので銀行名だけを書いた紙を渡して一旦、別れる。 部屋で一眠りして8時半にチェックアウト・・・する時にスタッフから「お金は払ったか?」と聞かれたので、レシートを見せる。うおぉぉい、しっかり管理してくれ。 全ての荷物を背負って目指すは『オールドマーケット』。『シヴォタ通り』を進んでいると、左手に『センターマーケット』が見えてきた。観光客は殆どおらず、土産物店も開いているのか開いていないのかよく判らん。地元人が利用しそうな店はというか露店らしき店は賑わいを見せていた。 「ヘイ!ヘイ!トゥクトゥク?」と呼ばれるも無視無視。滞在中に何度声を掛けられたことか(笑)『オールドマーケット』に着き、朝食をどうしようかとウロウロして行き着いたのが『スープ・ドラゴン』という店。お手ごろ価格で人がけっこう入っている。 朝食メニューの肉団子のフォーとマンゴージュースを注文(4.25$)。フォーは自分の好みで香草を入れたりライムを搾ったりしてトッピングして食べる。朝食メニューだけあってフォーはアッサリしていて美味しい。マンゴージュースは実はまたシャーベットか?と思ったがちゃんとジュースになっていた(笑)マンゴー以外一切入っていないような感じで非常に濃厚で美味しかった。撮り忘れたけどorz <フォー> 続いて食後のコーヒーということで『ワールドコーヒー』でアイスコーヒー(1$)を注文。これもまた濃くて美味しい。客はオレだけだったけど接客の感じも良かったから機会があればまた来てみたいと思える店だった。 食後の運動ということでシェムリアップ川を渡り川沿いに国道6号を歩く。するとインド人(・・・確か(汗))に声を掛けられた。彼はカンボジアで英語の教師をしているようで、学校や教室の写真を見せてくれた。10冊くらいの教材を持っていて、寄付としてこれを買ってくれないかと来た!お金を払った人たちの名前やE -mailアドレスが載ったノートも見せてきた。え〜・・・、結局そういうパターンになるのかorz生憎と20$札しかないと言って断ったが、果たして彼は教師なのかそれとも単なる営業マンなのか・・・謎だ。確かなことは学校に関わりのある人ということくらいか。それでもいい話し相手になってくれたので良しとするか。 川沿いから一本奥の道に行き右手に見えてきたのは“スバエク・トーイ”を鑑賞した『バイヨンT』。 <バイヨンT> 今更だけどこんな感じの店で、食事に行った日は多くの車やバイクが止まってた。 『ニュー・バイヨン』に行ってココナッツカレーを食べてみたいと思っていたので、2時間くらいに食べたのにもかかわらず、最終日だし昼食ということでと自分を納得させて向かった。 『迷い方』を見るとOPENは10時からとなっていて、時計を見ると10時半になろうというところか。えーっと、客は一人もいません。この中途半端な時間帯に飯を食うやつはいないよなあ。店は開いていたが、なぜか5〜6人の店員に囲まれる状態でとりあえずビールとカレーを注文。客はオレだけだから店員は暇なんだろうなあ、と思っていると10分くらい経ってからビールがきて、さらに10分経ってから今、カレーを作ってないというorz言うの遅っ(汗) なんだかんだと時計を見たら11時orzTシャツなどを見て回りたいので、結局、ビール(2.5$)だけ飲んでお会計。20$札で払ったら、戻ってきたのは7.5$。・・・待てっ!10$も足りないじゃん!おねーちゃんに抗議したら、笑顔で謝られ10$もらった。なんだかなあ・・・。 『オールドマーケット』へ着き、ビーチサンダルは流石に宜しくないと気付いたので、スポーツサンダルを探すもいいのが見当たらない。気になったデザインのTシャツがあったので早速交渉。「Tシャツ2枚、幾ら?」と聞くと、10$とぬかしてきましたよ(笑)流石に笑ってしまった。「2枚買うんだから安くしてくれ」と、交渉の交渉の末、結局、10$→5$→3$に減り、3$で落ち着いた。うーん、『スラ・スラン』のように1枚1$は無理だったか。他にも掌サイズの仏像を買いたかったが、なかなか値段が下がらないので諦めた。 バイタク兄ちゃんと待ち合わせ時間になったので、例の銀行へ行くと・・・潰れてた`;:゛;`;・(゜ε゜ )フ゛ッ!! でも地図を見せた時に分かってそうな感じだったから来るだろう。この時、11時半。 5分経過。・・・更に5分経過。しょうがないのでこちらから近くを探してみる・・・いない。さらに10分経過。うがーっ!こねーじゃん!空港には出発2時間前には居たいから、12時まで待つのが限界だな。 ・・・で、12時になったので、さてどーするか。となった時にトゥクトゥク発見!しかもあっちからも声を掛けてきた。好都合だ。「空港まで幾ら?」と聞くと「4$」ときたので、「だめ、3$!」と言ったら即OK。・・・バイタク兄ちゃんが来なかったことへの不満が顔に出ていたのかもしれないのと、交渉している時間が惜しいことから少し語気が強くなってしまったのかも。はぁ〜、トゥクトゥクには乗ってみたかったが、まさかこんな形で利用する機会があるとは。 <トゥクトゥク> バイタク兄ちゃんにはなんだかんだとお世話になったから、7$払おうと思っていたんだけどなあ。結局、丸々1日と今朝の朝日の往復をつき合わせて払った金額は初日の12$だけか。来なかったんだからしょうがない。つーことでシェムリアップ空港到着。 とりあえず膝まで捲り上げていたジーパンの裾を下ろして(汗)チェックインカウンターで空港税の25$を払い、チケット入手。手荷物検査の所へ行って、通過するとそこの女性スタッフから笑顔で「ユー クール」と言われたので、こちらも笑顔で「ありがとう」と返す。お世辞でも嬉しかったですよ(笑)?良かった、ジーパンの裾を下ろしといて。 入国の時と違い、どのスタッフも愛想が良い。検査を通過すると小じんまりとしてはいるものの明るく清潔感があり、土産物や食事を出来るところもある。待合室でのんびり過ごして少し遅れて出発の時間。 相変わらず滑走路脇を歩いて飛行機まで移動して・・・あ、プロペラだ! やはりこの型の飛行機だからだろう、機内アナウンスはバンコクのスワンナプーム国際空港まで1時間かかるとのこと。前に座っていたイタリア人が騒がしかった。そんな彼らに一言言いたい、薬をビールで流し込むのはどうかと思うよ?そして機内食は・・・美味しくなかったorz <機内食> ビザが20$、アンコール遺跡のチケットが40$(3日)、空港税が25$と、物価は安いが意外とお金がかかった。でも人柄が良く笑顔を見ていて気持ちが良い、まだ見ていない遺跡もあるからまた来たい、そう思わせてくれた。って、絶対また来るけどね!・・・今度は陸路で。 シェムリアップ空港を13:55出発してスワンナプーム国際空港に15:05到着。 これまた愛想の悪い入国審査を通過して、エアポートバスのチケットを求めて1階へ下り、バーツ(以下、B)を持っていないことに気が付き、両替。チケット購入場所で「どこに行きたいのか?」と聞かれたので「カオサン通り」と言うと、チケット(150B)をもらい、乗り場はチケット購入場所から直ぐ近くにあり「AE2のバスに乗れば着く」と教えてくれたので、乗り場で待機。都合よく“空港〜カオサン通り”となっているから終点まで乗るだけ。30分くらい待って16時過ぎに出発。 最初は路線バスも考えたけど、この日はとりあえず早く落ち着きたかったので、少し割高なエアポートバスにした次第。 本当はバンコクに着いた日にアユタヤに向かい、今日は遺跡のライトアップ、明日は遺跡巡りと考えていたけど、そうすると明日は全ての荷物を背負ったまま見学、それか宿のチェックアウトを遅らせればいいんだけど、それもなんだかなあ、と思い急遽変更してバンコク拠点にすることにした。こういう自分の考え一つで変更できるのが個人旅行のいいところか。 エアポートバスで日本人のおじさんと知り合う(・・・あ、名前聞くの忘れた)。主にアジアを中心に2ヶ月旅行をしていて、明日の早朝の飛行機で日本へ戻るとのこと。で、ここでもラオスと言う単語が出てきた。カンボジアでNさんから、タイでこのおじさんから。これは・・・次の旅行はラオスに行けということか(笑)? 外を見るとあまりの都会っぷりに驚く。舗装されている道路ばっかりだ!あ、建物高っ!車多っ!すげー!・・・オレはどこの田舎ものですか(笑)?カンボジアとのギャップで興奮気味でした。 17時過ぎに終点のカオサン通りに到着。カオサン通りには何度か来ているというおじさんと宿探しをするも、おじさんは最終日ということで少し高めの部屋、一方、オレは着いたばかりなので安い部屋探し。途中まで一緒だったが、先におじさんの希望の部屋が見つかった。オレの宿を一緒に探してくれるような感じだったが、微妙な時間帯で一人のほうが直ぐに宿を決められるので、お礼を言ってそこで別れた。 <カオサン通り> 結局、カオサン通りから1本外れたランブトリ通りにある『スタードームイン』に決めた。ただ、ここの受付のねーちゃんの対応はひどかったな。 シングルで水シャワー、ファン付きで一泊280B。シェムリアップの『キングホテル』と同じで、窓無しで更に部屋は狭かったけど圧迫感は無かったなあ。 3日分の840Bを先に払う。あー、やっと落ち着いたよ。重いリュックを下ろした時の開放感と言ったらもう(笑) とりあえず夕食ついでに散策。これがあの有名なカオサン通りか!猫も杓子もバックパッカー(笑)とにかくいろんな人種でごった返していて、いろんな店があり、いろんな音楽が流れ、凄い喧騒。カオスだな、ここ。それでもこういう雰囲気のある通りは好きだなあ。 好きだなあ、と言いつつも夕食はカオサン通りから外れた、少し静かな道に構える店でグリーンカレーとビール(110B)を注文。それにしても、ここの店員はオ○マ・・・だよなあ?喋り方と言い仕草と言いクネクネナヨナヨしてる感じだ(笑)・・・で?このクマのような形のご飯の盛り付け方はなんだ(笑)? <グリーンカレー> まあ、美味しかったから別にいいけど。かなりスパイスが効いていた。・・・あ、少しは香草が食べれるようになったらしいぞ、オレ。 カオサン通りに戻りカンボジアで買いそびれたスポーツサンダルを探す。実は遺跡巡り以外はビーチサンダルで過ごしていたので、擦れてきて血が滲み出ているんですが?というのが購入理由。 見つけた。「幾ら?」と店のおじちゃんに聞くと、「250B」と言うので「220Bはダメ?」と聞くと即OK・・・しまった!全然交渉してないじゃん。150Bくらいから交渉をしなかったのが悔やまれるorzやっぱり何だかんだと言って疲れてたから早く休みたかったのか、もしかして。 そんな感じで軽く見て回ってセブンイレブンで水(6B)を買って宿に戻り、溜まっていた下着やらTシャツやらを洗濯(汗)これがけっこう疲れる。 明日の5日目は早朝の電車でアユタヤへ行く予定。『迷い方』に載っている電車の時刻表を見るとバンコクのフアランポーン駅発の電車が一番早いので・・・5:45!?ここから駅までどうやって行くのかよく解らないけど、とりあえず4時半にアラームをセット。 何とかなるだろうと思い、カオサン通りの喧騒が思いっきり聞こえてくるも大して気にならず0時くらいにZZzzz・・・。 |
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