カンボジア&タイ
2008年 9月

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時は西暦2008年9月11日。

そろそろ退社時間。

・・・やばい、ニヤニヤが止まらん。

明日、数年ぶりの海外旅行。行き先はカンボジアシェムリアップタイバンコクアユタヤ

旅行期間は9月12日(金)から9月20日(土)までと、夏期休暇と有休のスペシャルコンボで長期休暇!

・・・仕事?何ですかそれは?

旅行直前までバンコクでは非常事態宣言が出されていたが、神の思し召しか解除された。

よ、よかった〜。はあ〜。

そもそものきっかけは・・・

あー、なんか久しぶりに海外に行きたい。

と思い、H.I.Sへ飛び込むと成田バンコク往復航空券(76,000円)が手に入るとのことなので、

じゃ、それで。

と軽い気持ちで購入し、後日、調べてみるとバンコクからシェムリアップへ訪れる旅行者がけっこういることを知り、それじゃあ、オレも行ってみるかなあ、とこれまた安易な考えでバンコクシェムリアップ往復航空券(39,000円)をNature and Culture Travel(以下、NCT)で購入。

親切にもNCTの人からは、成田バンコクの航空券を入手した旅行会社でバンコクシェムリアップの航空券も入手したほうが安いし、乗り継ぎの保険も利くと思いますので聞いてみては?と言われたので、H.I.Sに掛け合ってみるとNCTより5,000円高かったので、結局NCTで購入。

1ヶ月とか長期旅行になる訳ではないので、大き目の登山用リュック(海外旅行へは何度か使用)一つで十分ことが足りる。そのリュックに旅行前夜に荷物を詰め込む(汗)

といっても大した物は持って行かないし、足りなかったら現地で購入する心構え(?)なので、30分もあれば準備完了。

成田発の時間は10時なので、その2時間前には成田空港に着いていたいし、出発前に衣服の洗濯もしておきたいから・・・起床4時!早っ!!

・・・。

・・・・・。

・・・・・・・・。

日付変わって9月12日、4時に起床・・・眠っ。

最寄り駅の始発電車でいざ成田空港へ。

<成田空港>

7時半くらいと余裕の到着で、航空券引き換えに。

不安その1はバンコクからシェムリアップへの飛行機の乗り換えに約2時間あり、スムーズに手続きが出来るかということ。

スワンナプーム国際空港(バンコク)は新しく、かなり広いと聞いていたので、少しばかり不安・・・と思い、事情を説明するとタイ航空(成田〜バンコク)のカウンターでバンコクエアウェイズ(バンコク〜シェムリアップ)のチケットも入手できた。

言ってみるもんだなあ、第一関門突破って感じ?これで飛行時間が大幅に遅れたら、全く突破してないんだけどね。

カンボジアは主に$紙幣を使うとのことなので、出国前に円を$へ。ちなみに様子見って感じで1万円。愛想の悪いお姉ちゃん相手に出国手続きをして、いざ行かん。

バンコクまでは6時間のフライト。

30分の遅れで、離陸。

まず最初に出てきたのはでん六・・・え!?

次にしっかりとした機内食。不味くはないけど美味しくもない・・・。

<機内食>

そして次に・・・まだ出るのか!あと1時間くらいでバンコク到着というところで、サンドウィッチのご登場。

これはパサパサして不味いorz・・・完食したけど(笑)

それにしても機内は異常に寒い。そらー、トイレに行列が出来るわな。

スワンナプーム国際空港に15時ころ到着。

バンコク発は17時の飛行機なので、手続き後にスワンナプーム国際空港をじっくり見学。


<スワンナプーム国際空港>

広い!綺麗!ということで調子こいて歩いていたら足が棒になったorz

で、バンコクエアウェイズのラウンジが利用できるとネットで知っていたので、訪ねてみると、すんなり中に入れた。

入ってみると、ジュースやお菓子(といってもクッキーの類)が暴飲暴食できる夢の環境(笑)

暴飲暴食はしなかったが、時間までここでのんびりすることにした。

ゲートをくぐるとバスで飛行機まで移動。

そーいえば、プロペラ機とか・・・あれ?ジェット機じゃん。

ジャンボとは程遠いけど。

機内に乗り込み、席に座るとさらに実感。

・・・狭い。つーか、ぎゅうぎゅうなんだが?

離陸してから機内アナウンスで、シェムリアップ国際空港(シェムリアップ)に30分で着きますとのこと。

あ・・・れ?30分?1時間じゃないのか!?

プロペラでなくジェットだからなんだろうか、30分も短縮ってorz

<機内から>

機内で配られた、入出国カードとビザ申請書を余裕を持って記入しようとしたんだが・・・。

しかも『地球の歩き方』(以下、『迷い方』)の見本とけっこう違っているんですが!?

四苦八苦している間に機内食が来た。

<機内食>

ま、またか。お腹と背中がくっつくのは程遠い状態だから、あまり食べる気がしない。

・・・と思っていたが、ほとんど食べた。美味しくなかったなあ、これ。

気付いた頃には、降下し始めている感じだったので、記入を止めた。

シェムリアップ国際空港で記入すると、長蛇の列が出来るらしく時間がかかるため、予めビザ申請書などは記入しといたほうが良い、と知ってはいたが記入時間がなかったため、急いでいるわけじゃないし着いてから書けばいっか、と開き直った。

到着後、シェムリアップ国際空港の建物内へは滑走路脇を歩いていくだとぅ!?

早速貴重で面白い体験をさせてもらいました。

<シェムリアップ国際空港>

着いた時はちょうど雨上がりで、少し涼しいかも。

時間がかかりながらも何とか記入を終え、20$払いビザを取得して漸く入国。

それにしても、どこ行っても思うんだが入出国の手続きをする人間て、どうしてあーも無愛想が多いんだろ。

あ、そーいえば目的と滞在期間は訊かれなかったな??

記入に手間取ったため、荷物を取りにターンテーブルへ行くとオレの荷物がグルグル淋しく回っていた。

・・・なんだ?この寒すぎる光景は。

もちろんまだ数人残っていたけどね。一人だけだったら、ある意味怖すぎます。

外に出ると、ホテルの予約は全くしていないので、さてどうしようと思っていたのは、ものの2秒もかからなかったか。

予想通り、お声がかかってきた。

バイクタクシー(以下、バイタク)の受付らしきことをやっている人が、利用しないかと言ってきたので、市街地へ出る手段がないことだし、もちろんOKした。

先払いで2$

バイタクは事故が多いと聞いていたので、少し不安を抱きつつカブを2人乗りで、早速ゴー。もちろん2人ともノーヘルで。

とりあえず、虫と砂を強制的に食べさせられた(笑)

虫と砂が顔に当たってくる当たってくる。

知り合いが経営しているホテルがあるからそこにしないか?

バイタク兄ちゃんが言ってきたので、見るだけならいっか。

連れてこられたのは『キングホテル』とかいうところ。

立地としては、周辺はあまり明るく無く地元人が往来しているような道沿い。

あー、フロントにいきなり地元人がたむろってるよ。

微妙に薄暗いし、なーんか怪しげな雰囲気だなあ。

到着早々やっちゃったか、オレ?

目につく限り欧米人が2〜3人くらいは泊まっているらしい。

ホテルのスタッフ(・・・スタッフと呼んでいいのかどうか疑問を感じるが)にシングルルームの値段を聞くと、一泊7$

・・・へー。

とりあえず部屋を見せてもらうことにした。案内されたのは非常に掃除が行き届いていない最上階のフロアで、窓なしのまるで屋根裏部屋のような圧迫感を感じる部屋。

部屋自体は汚い印象はなく、清潔感あるほう・・・かな?

これが7$・・・?

えーと、窓のある部屋はある?ちなみにそこは幾ら?

と聞くと10$と抜かしてきましたよ。

とりあえず、今日は移動ばかりで疲れたし、外は真っ暗で探し直すのも面倒だから、宿は明日にでも決め直そう。

と確固たる決意をし、値段交渉開始。・・・つーか、着いてそうそう交渉かよorz

結局、7$の部屋を5$にして交渉成立。バイタク兄ちゃんに朝日のことを聞くと、連れて行ってくれると言われたので、明日の朝5時に迎えに来ると言い残し、別れる。

部屋に戻り改めてチェック。

部屋に戻り改めてチェック。

・・・うん、とりあえず蜘蛛が多いよね。

害はなさそうだし、ベッドから離れた所にいるので放置。

シャワーは水のみだけど、この気候ならむしろ水で十分だから問題なし。

お腹は全然減っていないので、シャワーを浴びて明日には別の宿へ移る気満々だからその準備をしたりなんかして、23時頃就寝。

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