インド
2010年 9月

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目覚まし時計通り5時起床………眠いorz

階段のドアの鍵を開けてもらうため、吹き抜けのところに寝ていた宿主を起こす。自分で開けてくれといわんばかりに鍵を差し出される………オレは客なんだがなあ(笑)

早朝のメインバザールは人影が非常に少なく静かだ。観光客も出歩いていないのでちょっと不安になるけど。しかしメインバザールの工事はまだ日も昇っていないというのに、所々で作業が始まっている。勤労なんだか違うんだかよく分からんなあ。

ニューデリー駅に到着。ここは昨夜、足を運んだ時とほぼ変わらず賑やかだ。電光掲示板の見方が分らなかったのでその辺のインド人を捕まえて聞くと、意外にも親切に教えてくれた。

構内でを買おうとしたら12ルピーと言われた。………あれ?メインバザールは確か10ルピーだったぞ?別を探すことにしてここは止めておく。

目的のホームに辿り着いてを買おうとしたらやっぱり12ルピー。しかも表記もされてたorz仕方ないのでを買って移動したら日本人(Cさん)に声を掛けられた。どうやらオレと同じくらいにインドに来た旅行者らしい。お互いに座席のクラスがCCというエアコンの効いた比較的ゆったり出来るシードだけど車両が別、でも行き先は同じジャイプル。ということでジャイプルの駅で待ち合わせをすることに。

オレはプリントアウトしたEチケットが本当に使えるのかどうか確かめたかったのでいったんCさんと別れる。

が、聞けども聞けども埒が明かない。英語が理解できないようだし、何を言っているのかよく分からない。仕舞には「セキュリティチェックの外にある窓口に行け」と言われる始末なので、諦めた………いや、諦めたというよろ面倒臭くなったのでこのまま乗車することに。どうにかなるだろ!

列車は音もなく静かに動き出す………こえええ!

やっぱり発車時に何らかの合図を出す日本は凄い親切なんだなと実感する。

周りの乗客は若干裕福な人たちだろうか、身なりでなんとなくそう思わせる。外を眺めるとそういった人たちとは対照的な人々の家や暮らしが垣間見れる。そして………なにあの塔は。

景色を眺めているとティーセット登場。ちょっと怖かったので少ししか飲まなかった………ヘタレですみません。その次には食事登場!朝飯食べてないんでこれはラッキーだった。持っていたEチケットもこれといって何事もなくチェックされて終了………ホントよかった。

11時前にジャイプル到着!旅行者のほとんどがここで降りていた………おう!サル超ガン見されてる(笑)こいつら自由だな。

この時点でオレが見た動物は犬、牛、豚、象、ラクダ、サルてところか。ちょっとした動物園だなこれ。自由過ぎるぞインド(笑)

構内に政府の観光ツアーが安価で組めるらしいので、先程のニューデリー駅で知り合ったCさんと行ってみると、

ツアースタッフ「半日コースは人数が少なくて今日はやってないよ

オレ・Cさん「え?」

仕方ないので、まずは宿探し。オートリクシャー(75ルピー)でパール・パレスという手ごろな値段もあるっぽいホテルへ。なんかえらく遠回りされているような気がするのは、多分オレの勘違いだろう。そのオートリクシャーのドライバーは「安いホテル知ってるぞ」と連呼してたけど完全無視。

パール・パレスのカウンターで部屋を聞いてみると、約1000ルピーの部屋しかなく300ルピーの部屋はもう満室だ、と言われる。Cさんはそこに決定するようなので、別れることに。旅始めに1000ルピーはちょっときつい。

Cさんと別れパール・パレスから出ると先ほどのドライバーがしつこく声を掛けてくるも無視して、安くてそこそこよさそうなGolden Hotelてとこを目指す。

………

……………

見つからねえorz

立ち止まると「どこ行くんだ?」「とりあえず(俺のリクシャー or オートリクシャーに)乗れよ!」て感じでインド人が声を掛けてくるし、暑いし、荷物は重いし。

もう一度『歩き方』をじっくり見て探していると、「Golden Hotel泊らないか?」と胡散臭そうなオヤジが声を掛けてきた。

が、ちょっと迷った末に付いて行くことに。どうやら方向的に合ってそうだ。

これはもしや!と思ったら正解だった。

………

……………

すみません、『歩き方』の地図が分り辛いです、はい。

ホッとしたのも束の間、カウンターは少し薄暗く、宿主らしき人物も強面だ。うげえ、ホントに大丈夫かよここ。

とりあえず部屋を見せてもらう際にソファで待っていると、ここまで連れてきてくれたおっさんがホテル側に金を催促してる。ホテル側は拒否。多分、オレが『歩き方』を持っているから自力で来たと思っているんだろう。おっさんに連れて来てもらったんで、「オレはこのおっさんに連れて来てもらったよ」と一応、助け舟。ホテル側は微妙な顔(笑)

なんてことがあったけど、宿主らしき人が部屋を見せると先に立って歩き始めた。

……………結局、あのおっさんに金は払わないのか、それともオレが部屋を見せてもらっている間に金を払うのか…。

おおぉ、さすがホテルって言うだけある!エレベーターがあるぜ!3人くらいしか乗れなくて薄暗いけどな!

部屋は清潔な印象………だけど「シーツを換えてくれ」とダメもとで言ってみる。拒否られた!?これがインドクオリティなのか( ・ω・ )ちなみに右画像がインド式トイレだ!

シャワーの出もいいっぽいのでここに決定。先ほどのカウンターへ戻るとおっさんは消えていた。

またここでも詳細な情報を書き込み、200ルピーを払う。今度は別のスタッフが部屋まで案内(?)してくれると、シーツを換えてくれた!あの無愛想な宿主のおっさん実はいい人なんじゃ………。

今思うと、ここでチップくらい渡すべきだったのかもしれないけど、小額を持ってなかったので渡さなかった。まあ、仕方ないよね。

少し休んで、政府のツアーを申し込める所は返り討ちをくらった駅以外にもあるし、時間も経ったので「もしかしたら」という淡い期待も込めて、そちらへ足を運ぶ。

立派なホテルでお高そうな印象。早速訊いてみる………ダメでしたあああ!ちくしょおおおおおおお!理由は駅と同じで人が足りないからだと。ホントは単に面倒臭いだけなんじゃねえの?え?おい。

ツアーは諦めて個人で移動しますか!どのくらいの距離か判らないけど、時間は正午くらいなので歩いてシティ・パレスへ。ジャイプルの旧市街は『ピンクシティ』と言われるほど華やかだ。あくまで建物はね、更に言うなら遠目から見た時に限る(笑)

歩いている途中にあるはずであろうラッスィワラーというラッスィで有名な店があるらしいのだが………なんか殆どの店のシャッターが下りてないか?もしかして何かの祝日とかそんなん!?

半ばガッカリしつつ、「それにしても一体いつになったらそれらしきものが見えてくるんだ」とそろそろ限界のところで城壁(?)が見えてきた。感嘆の声を上げ、門を潜ると………先が見えない一直線の道が続くorzオレに死ねって言っているのか。

で、更に歩き続けると漸く突き当たりに着いた。が、またもや城壁らしきものが。

目の前の門は入口ではないようで、右か左のどちらかに行けばどこかに辿り着くんだろうけど、間違える元気がない。とはいえじっとしていても進まないので、とりあえずへ。すると同じように迷っている欧米人2人を発見!シティ・パレスの場所を聞くとどうやらに行くべきだったらしいorzくそっ!

彼らはハワ・マハル(風の宮殿)へ行きたいらしかった。シティ・パレスの場所が大体分ったので、必然的に現在地も分った。そのため「この道を真っ直ぐ行って左に曲がればあると思う。」と何とか教えることが出来た………まあ、間違ってたらドンマイ。

途中のを買った売店で再度聞きつつ何とか到着。途中で買った(14ルピー)がキンキンに冷えていて美味しかったので、ある程度復活!と思っているとすぐに辿り着いた………それにしても宿からここまで意外と遠かったな。帰りは歩くのはよそう。

そしてシティ・パレスへは正面からではなく別の出入り口から入ってしまったようだ。外国人以外にもインド人の観光客もいるようで、それなりに人で賑わっている。それにしてもピンクと白が映えるなあ。

シティ・パレスは1726年にサワーイー・ジャイ・スィン2世によって建てられ、今でもマハラジャが住んでいるという現役の城…というか宮殿?

目の前に現れたのは博物館のようで館内は撮影禁止(左画像)。建物の装飾は細かく繊細。そのすぐそばにある宮殿への出入り口となるラージェーンドラ門(右画像)を潜る。この門も煌びやかな装飾があり、大理石で出来た2頭の像も。

それを潜るとディーワーネ・カース(貴賓謁見の間)。おおぉ、これこれ。これが見たかったんだよ。……………ここの(笑)

この銀の壷イギリスを訪問したマハラジャガンジス川の水を詰め沐浴に使った(世界で一番大きな銀製品)ものだそうで。

で壷を撮って、ディーワーネ・カースをじっくり観察するかと足を動かし始めた時、2人の守衛が、

守衛「写真は撮らないのか?」

オレ「え?撮っていいの?それじゃあお言葉に甘えて」

なにこの撮られ慣れてる感じは(笑)

撮り終えると、

守衛A「今度はオレが撮ってやるから、おまえが入れ」

オレ「え?あ、うん。分った。このボタン押すだけでいいから(ホントに大丈夫か?)」

………

……………

ごらんの有様だよ!www

なにこのオレの顔が隠れるような撮り方。指がピンポイント過ぎて笑ってしまったわ(笑)!

でも楽しいひと時をありがとう。

オレ「じゃ!」

守衛「マネーマネー」

うぜええええええ!なにこの予想通り過ぎる展開(笑)完全無視して金は払いませんでした。誰も彼もが払ってくれるとでも思ってんの?

内部はというと………この整然とした感じがたまらん。こういう吸い込まれそうな遠近感は好きだわ。

もう少し奥へ行けるようなので、そちらへ行くことに。少し薄暗い通路歩くと、開けた場所に出る。ここはチャンドラ・マハル(月の宮殿)、現在も子孫が居住しているらしい。

再びディーワーネ・カースに戻って、そこにイスがあったので一服。けっこう落ち着く。敷地内に土産物屋があったけどあまり繁盛しているようには見えなかったなあ。悪くないデザインのTシャツがあったから、最終日だったら買ったんだけどね(笑)

次は天体観測儀を集めた天文台であるジャンタル・マンタルへ。

これがなかなか見つからずあっちへフラフラこっちへフラフラしてると案の定、オートリクシャーのおっさんに声を掛けられた。ダメもとでジャンタル・マンタルの場所を聞いてみると、意外にも親切に教えてくれた………どうやらオレは行き過ぎていたらしい(笑)礼を言って去ろうとすると、

おっさん「アンベール城とか観光するんだろ?1時間200ルピーで案内するぞ。4時間なら800ルピーだ

たけええええ!どんだけぼったくる気だよ!……………ん?…つーか4時間てどっから出てきたんだ?

オレ「ああぁ、今はまだ考えてないからいいよ。じゃあね」

おっさん「歩いて回ったら時間もかかるし、この暑さだとまいってしまうぞ」

オレ「ああ、分った分った。それじゃあ、1時間50ルピーならいいよ」

おっさん「なん………だと?」

オレ「(まあ無理だろうな)じゃあね」

面食らったおっさんを1人残してジャンタル・マンタルへ………て、シティ・パレスの目の前じゃん!どうして目に付かなかったんだ、オレorzシティ・パレスもそうだけど、どうして出入り口とチケット売り場が離れてるんだ?

100ルピー払い中へ。デリーバラナシにもあるけどジャイプルジャンタル・マンタルが1番規模が大きいらしい。しかも世界遺産だと。

所々に定規のように線が引かれ、数字が書かれている。これで日時や太陽高度、星座などを観測していたんだろう。

歩いていると占星家が利用して正確な占いをしたとされる、12の傾斜した観測器が各星座に向けてある。自分の星座もしっかりチェック(笑)

そして奥には巨大な観測器。残念ながら柵と扉があるため外から眺めるのみ。

それにしてもここまでの広さを持っているとは思わなかった。のんびりできる空間で時間があるならボーとするのもいいかもしれない。

オレはジャイプルは1泊だけで、明朝には次の町へと移動する予定なので次の目的地・シティ・パレスの1部でもあるハワ・マハル(風の宮殿)へ。ジャンタル・マンタルから出ると、先ほどのオートリクシャーのおっさんが懲りずに近寄ってきたので、追い返そうとしたら、

おっさん「1時間50ルピーならいいんだな?1時間50ルピーでどうだ?

オレ「え?まじで?」

そんなに悪くないと思いつつも、随分と値段が下がったけどなんかあるのか?と半信半疑で乗ることに。そもそも4時間も乗るつもりないけど。っていうか、相場幾らだよ(笑)

流石に楽だ。アっという間に到着………うん、良かった。先程の2人組みの欧米人に教えたのは間違いではなかったらしい。

ハワ・マハルは大通りに面しているというだけあって賑やかで、ピンク色が目立つ!………ピンクって言うか赤茶色?そして想像していたほど薄っぺらくないな(笑)なんでも宮廷の高貴な人たちが外から見られることなく、町を眺めるために造ったんだとか。贅沢っすなあ。

この大通りは活気があって、冷やかしで歩くだけでも面白そうな場所。時間があったら色々と物色してみたかったけど。

さて、このハワ・マハルは見るだじゃなく、中に入ることも出来る。50ルピーを払い、見えてくるのは、先程見たハワ・マハルとは占めているのが白やクリーム色のため、印象が大分変わってくる。

そしてけっこう上る。そしてどこも大きな窓はなく小さな窓があったり壁に穴が無数に空いている。確かにこれだったら外から見られることはないだろうな。中にはステンドグラスのような箇所もあった。

それにしても見晴らしが素晴らしい。先ほどまでいたシティ・パレスジャンタル・マンタルが見下ろすことができ、さらにはこれから行くアンベール城も望める。

ちなみに階段ではなく坂になっていたのはバ…バリアフリー(違うと思う)?

次は市街地から10キロ以上離れたアンベール城へ。と、突然止まってUターン。え?なに?どういうこと??

道の反対側に同じように止まっているオートリクシャー。どうやら乗り換えてほしいとのこと。ついでに「あの止まっているオートリクシャーの運転手は俺の弟だ」て言ってた。

はあ?全然意味がわかんねえんだけど?つーか、身内の紹介とかどうでもいいわ。

同じようにオレが乗り換える予定のオートリクシャーに欧米人観光客が1人乗っていた。

おっさんに言わせると、この欧米人はバスターミナルに行きたいらしい。なるほどなるほど………いやいや、オレはアンベール城へ行きたい。

よく解らないけど、オートリクシャーのおっさん2人にとっては乗り換えてくれたほうが都合がいいらしい。面倒臭いことにならなければいいけど………とりあえず乗り換える。運転手も変わってしまうので、その際に1時間50ルピーということを確認させる。

オートリクシャーが変わってしまったけど、改めて出発!

通る道すがら、「あそこは綺麗だぞ」とか「後で寄ろう」とから色々と教えてくれるのでありっちゃあありだったかも(笑)

…ガタン……ガタン………ガタンガタン…………ガガガガンガンガン

悪路すぎるwwwwwww

砂埃凄いし悪路だし、もうちょっと整備すればいいと思うの。

ジャル・マハル(水の宮殿)は帰りに寄ってもらうとして、目指せアンベール城

30分くらいだろうか、あまり覚えてないけどそれなりの時間を掛けてようやく見えてきた!

でかい!この重々しい存在感がたまらん。ちなみにシティ・パレスを築くまでは、ここアンベール城が首都だったらしい。

1時間くらいで戻ってくるとおっさんに言ってアンベール城へ足を向ける。麓から城までは象のタクシーが。乗らずに己の足で上ったけど、利用している人も少なかった。そしてヤギはヤル気がなかった。

丘の上にあるので緩やかな上り坂を10分ほど歩くと到着。で、一服したかったのでジュースを購入(20ルピー)してタバコが吸える場所を探したが………なかった(´・ω・`)

仕方ないのでチケット売り場のほうへ移動したら、なんとも見晴らしのいい場所が。なんか万里の長城に似てるな!行ったことないけど!もしかしたら観光名所かもしれないけど、それは分らなかった………。

ここらで座って、休憩をとった後、チケット売り場へ。

オレ「大人1人」

チケット売り場のおっさん「200ルピーな………おまえ日本人か?」

オレ「?そうだけど?」

チケット売り場のおっさん「コマネチ!アイーン!カトチャンペッ!」

     ____
   /      \    …
  /  ─    ─\   ………
/    (●)  (●) \ ……………えーと。
|   U   (__人__)    |  
/     ∩ノ ⊃  /   
(  \ / _ノ |  |    
.\ “  /__|  |    
  \ /___ /     

インド人が暑さにやられて目の前で発狂したかと思った。

あまりにも唐突過ぎて愛想笑になってしまったけど………このおっちゃんに教えた日本人はどこのどいつだよ。

そんなおっちゃんはさて置き、まずは太陽の門から。そしてこれを通過すると出てくるのが一般謁見の間。ここから先ほどまでいた中庭が望めたり。そしてアーグラ城で人気を誇る(?)ガネーシャ門とか。

更に進むと勝利の間。これがまた鏡がはめ込まれていて繊細な模様が目に入る。ここから幾何学模様な庭園が望める。けっこう人がいらっしゃる。

そして眺望用に作られたのだろうか、窓には無数の穴がある。ハワ・マハルのようにデザインだけでなく外から見えないようにする作用もあるのだろうか。………て思ってたけど、暑さ対策のため通気性をよくするために穴が開いているらしい(笑)また、ここから望める景色もまた素晴らしい。

その奥まで進むと外国人観光客がパッタリと消えた。奥はハーレムらしい。マハラジャさんウハウハだったんだろうな(笑)

そんな訳で見学時間を1時間越えてしまったけど、アンベール城は終了。もう少し先にあるジャイガル要塞には行かなかった。

歩きっぱなしだったのでこっちは疲れが出てきて、かつ足が棒状態。オートリクシャーに戻り、水の宮殿へ。

ここはオートリクシャーのおっさんがしきりに「ビューティホービューティホー」と連呼していた。

って、外国人1人もいないんだけど。それほど有名じゃないのか、それとも皆さんと見る場所が違うのか………。とりあえずインド人は魚釣りしてた。

おっさんのお勧めがあるとのことだったので、そこに連れてってもらうことに。

おっさん曰く、グランマ寺院とかいうところで外観は寺かどうかも分らないけど、内部の装飾が凄すぎて笑った。1億枚の鏡が嵌め込まれているんだとか。どこまで本当なのか分らないけど(笑)外国人はここでもオレ1人。それでもインド人にとっては観光名所なんだろうか、結構いたなあ。

境内に水がチョロチョロ出ていたので、汗と砂埃まみれになっている顔やら腕やらを洗わせてもらった………もしかしたら非常識かもしれないけど。

あ、ていうか、あれか。日本でいうところの手水で洗ってるようなもんだwwwやっちまったwww

グランマ寺院、ごめんなさい。

そういえばシティ・パレスへ行くまでは随分と店が閉まっていたけど、時間が経ってハワ・マハルへ移動する時には店が開いていて賑わっていた。涼しくならないと働く気がしないのかもしれないな、インド人は。

てことに気付いて、断念したラッスィワラーラッスィを味わうことに再挑戦することに決めた。おっさんに聞くとOKとの返事。やはり有名店なのだろうか。

が、その前に「町をぶらぶらしないか?」みたいな事を聞かれ、こっちも特に急いでいるわけではないので、「いいよ」と返事。

あー、着いた着いたここここ。って、シルクショップじゃねえか!しかもまちっつーか住宅地じゃん!こいつはバカなの?買い物とか全然興味ないし!おまえの町をぶらぶらするってそういう意味かよorz

が、「何かを強要したり絶対しない。とりあえず店に入るだけでいいから」と懇願されたので仕方無しに入ることに。足早に一周してすぐ出よう、と決める。つーか、これでオレの中でおっさんの株が落ちたわ。

店員は待ち構えていたように出迎えてきて、

「どこから来たんだ?名前は?どんな生地が好きなんだ?すぐに仕立てることができるよ!まあまあ、とりあえず座ってくれ」

とマシンガンの如く話しかけられるが、適当に流す。ていうか好みの生地とか知らないし!それと座ったら一巻の終わりだろうから、一周したので足早に出口へ。

まあ、軟禁みたいのはされなかったけど、正直あまり気分はよくないわな。オレが店から出てくるのがあまりに早すぎたんだろう、余裕こいてチャイなんて飲んでたよ。おやじいいいい舐めてんのかあああああ!

オレが無言でオートリクシャーに向かったので、慌てて追いかけてくるおっさん。

「気に入るものがなかったか?次は綺麗な石を売っている店があるんだ。そこへ行かないか?もちろん何も買う必要はない」

ちょwww今度は宝石店かよwww死ねwwwww

氏ねじゃなくて死ね!

そんな感じでちょっとキレ気味にしたらアッサリ諦めた。

ラッスィワラーに連れて行ってもらったらこいつとは別れよう。ホテルまでは歩けない距離じゃないし、いざとなったらリクシャーなり何なり捕まえればいいか。

そう思いながら着いた先は、ちゃんとラッスィワラーだった。店も開いてるし!良かった………。

時計を見ると17時丁度だ。少し強めに、「スタート時間は14:30、1時間50ルピーだよな?」てことをはっきり言って、払った金額は150ルピー。おっさんは多めに貰えるとでも思っていたのか知らんけど、キッチリ150ルピーを渡した。最後の店がなかったら多めに出していたけどな!

さらばおっさん、もう会うことはないだろう………さて、念願のラッスィをば。インド人で賑わっていたので、これは当たりかもしれない。ガイドブック様様だわ。そんな訳で『歩き方』に載っていたりする(笑)

それなりに量があるラッスィ(27ルピー)。うん、美味しい。飲むヨーグルトよりはドロッとしていて、外で陶器で飲むとヨーグルトの味もまた別物なんだな、と実感。

事前情報から飲み終えた陶器を地面で叩き割るらしいのでやろうとしたけど、みんな用意されているドラム缶に投げていて地面に叩き割ってなかった………叩き割りたかったのに(´・ω・`)

ブラブラ歩いて途中で夕飯でも取ろうかと思ったけど、小腹が空いている程度で大して腹が減ってない。が、足は疲れていたのでジュース(29ルピー)を買ってホテルへ。

持ってきたカロリーメイト食べて就寝………あれ?ジャイプルで飯らしきものを食べてない気がする(笑)

ま、まあ、いいか。

3日目も早朝の列車で移動予定なので、早めに寝た。

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