山陰山陽
2010年 5月

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早朝目を覚ますと若干、雲が出ているもののどうやらこの日も快晴っぽい。いやなって下さい。朝の角島大橋を眺めて今日の予定をぼんやりと振り返る。

角島観光は夕日を見たいので午後からで十分だろ、ということで午前中に下関へ行き唐戸市場、そして初の九州上陸となる門司港へ。そんな予定。

海岸線を快適に流していたけど、下関駅の近くになると流石に車が多くなってくる。当初、唐戸市場周辺の無料もしくは安い駐車場を考えていたけど、結局、駐車した場所は唐戸市場(笑)120円/30分。少し歩けばもう少し安い駐車場があるようだけど(安いつっても100円/30分だけど)早朝からぐるぐる探すのは面倒なので…(´・ω・`)

7時半に到着。朝早かったからか余裕で駐車できた。賑わいを見せる場内へと足を運ぶ。何度か築地市場を訪れたことがあるので、「着くのが少し遅かったか?」と思っていたけど………あれ?なんか片付けみたいのしてるんですけどorz

ガックリしながらも、せっかくここまで来たんだから色々見て回るか、と歩いているとどうにも様子が変だ。片付けどころか何か準備し始めてる。

なにこれどういうこと?

事前に得ていた情報では場内の1階にある店でやら寿司やら刺身やらが買えて外で食べることが出来る、それと2階には食堂らしき店があるということ。

グルグルおのぼりさんの如く歩いていて分ったのは、1階の持ち帰りの店では8時半(通常は8時〜らしい)から販売開始ということだった。おいしそうな海鮮丼寿司が次々と並べられ、見ているだけで食欲がそそられる光景(笑)

2階はどうかというと…なにあれ無理だわorz

どう見ても並びすぎ。最後のほうに並んでる人なんてほんとに食べれるのか?て疑いたくなるんですけど。

で、初めて知ったけど、この辺は“フでなく“フというらしい。最初、この表記を見たとき戸惑った。「あれフグないじゃん」て(笑)

魚貝以外にも青果や花などもあり種類が豊富で活気がある………とはいえ観光客はやっぱり魚貝が目当てなためか青果や花の場所はそれほど活気がない。ついでに隅にあるし。これは場所が悪いよなあ。

で一応、親に連絡を入れとくか。いま下関にいるというと驚かれた(笑)まあ、下関に行くと言ってないし、そもそも旅行に行くと言ってなかったり(笑)

8時15分頃から1階の各店の前には人だかり。良いものは早めに無くなるって事だからでしょうか、皆さん既にスタンバってる。まあ、かくいうオレもスタンバってるんだけど。で、販売開始の時間が迫ってくると異様な雰囲気。皆さん隣にいる人たちに対して遠慮がちな態度だけど、目がギラギラしてるとかなんなの(笑)嵐の前の静けさって感じで、おまえら怖すぎ(´・ω・`)

オレが買った店は列がないため、まさに早いもの順で売れていくというカオスな状況が簡単に予想できるorzこの店の人はいいのかこれで?

販売開始になると、我も我もと皆さん一斉に手を出すものだからもみくちゃ。

最前列にいたオレは買うもの買えたんで早々に撤退!まあ、こういうときはあれですな。万札とか五千円札みたいなのは事前に千円札に崩しておいたほうがこっちも店の人もスムーズに事が運ぶ。

で戦利品。

フク刺しうにいくら丼アジ(握り)えび(握り)忘れた(握り)

正確な値段は忘れてしまったけど、3,000円弱くらい。買った後になって思ったけど、結構なお値段だよな………これ。

海沿いにのんびり出来るところがあるので、そこに座って食べることに。青空の下、美味しいものを食べれるなんてたまらん。めちゃくちゃ人がいて落ち着かないけどね!前を見ると対岸には門司港が。食べるときは屋上に行かなかったけど、屋上にものんびり出来る空間がある。そこから関門橋が見える………霞んでるけど。

その後、気になった小ふくの唐揚げにも手を出したりする。ホクホクでしつこくない白身が美味。

その頃、駐車場はというとめちゃくちゃ渋滞してたりする。朝早くに来てホント良かった。車はここに止めておき、腹も膨れたので歩いて門司港に行きますか!

門司港に行くキッカケとなったのは、オレが海芝浦駅へ行くと言ったとき会社の後輩から「こんな駅もありますよ」と言われたことだろうか。

そして今回の旅行で下関に行くんだから近くにある門司港駅にも行けるんじゃね?という考えに至り、行動にする。

下関から門司へ歩いて渡れるという情報をゲットしているので、その辺を歩いている人に道を聞きながら進む。まあ、だいたい返ってくる言葉は「歩いて渡るの?面白くないよ?」だ(笑)

歩いて渡る場合は景色は見えないことは知っているから問題なし!というか歩いて県越えとか面白くない?

右手には関門海峡関門橋、そしてそこを通るタンカーや漁船。風情があるなあ。関門橋の下で釣りをしてるおじさんがいるので、あんなとこまでいけるのかと思い行こうとしたら……………“立入禁止”じゃねーか(笑)!!!

仕方ないので諦めて先へ進んでいると、何やら今にも動きそうな像が見えてきた。そしてその直ぐ傍では紙芝居のおじさんもいる。

そういえば、ここ下関源平合戦壇ノ浦の戦いの舞台だったけ。頭が悪いオレでもそれくらいの知識は持っていたりする。このみもすそ川公園の像は源義経平知盛で、壇ノ浦の戦いの古戦場である。それにしても義経がカッコ良すぎて吹いた(笑)何だよこれやりすぎだろ。

また、幕末の攘夷戦争で外国船に砲撃した砲台跡がある。攘夷戦争の翌年には連合艦隊によって長州藩はフルボッコされて大砲は持っていかれたけど、もしこれで大砲が長州藩の手元にあったままだったら新撰組は砲撃をシコタマくらっていたのかもしれない。

そんなわけで大砲のレプリカ5門関門海峡へ向けて展示されている。

天気いいし休日ということもあって人が増えてくる。おじさんが繰り広げる壇ノ浦の戦いの紙芝居にも徐々に人が集まってきている。

道を挟んだ向こうには関門トンネル人道の入口。この道を徒歩で利用して福岡県へ渡ることが出来る。歩行者は無料で自転車は有料。ちなみに下関から福岡門司へは車でも電車でもフェリーでもいける…何でもありだ!

海底トンネルなのでエレベーターで地下へと下りる。エレベーターを降りるとちょっとした広場にイスなどが置いてある。また若干暗い感じがしたのは灰色の壁に囲まれているからだろう。

関門トンネル人道は海を意識しているんだろう、壁は魚の絵が描かれていたり水色で塗られていたり………もうちょっとなんか…なあ…まあ、いや、うん……いいと思うけど。

思っていたより人の行き来が激しい。観光だけでなく地元人の生活としても普通に使われてそうだ。で、下を見ると………

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県境!!!

これを跨ぐ瞬間がなんともいえないんだよなあ………完全に自己満だけどさ。そしてその感動は実際大したことないからか、直ぐに終わってしまうんだけど(笑)ちなみに関門トンネル人道の所要時間は約15分。

そしてエレベーターへ乗り再び地上へ。眩しい………。

目の前には関門海峡関門橋、そして鳥居………鳥居?なにこれ?今更新してて知ったんだけど、これは和布刈神社(めかり)の鳥居らしい。見ただけで足を運ばなかったもので。

グーグルマップを見たとき関門トンネル人道から門司港駅近辺へと繋がる線路が見えたので、それを探す。すると数百メートル離れたところに乗り場があるような看板を発見したのでそれを目指す。トロッコ?………まさかな。

歩くにはちょっと距離があるように見えたし、バスでも行けるようだけど、渋滞を気にしない電車で行きたかったもので。

あれ?なんか違う………。電車じゃなくてホントにトロッコ列車かよ(笑)

しかも観光用だから家族だらけ。何となく肩身が狭い気がするが気にしないことにするぜえ!

あ、トロッコ列車“潮風号”というらしいです。

………

………………

………………………

_人人人人人人人人人人人人人人人_
>     すげえどうでもいい      <
 ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^^Y^ ̄
 
          ヘ(^o^)ヘ 
             |∧   
            /

………失礼しました。

結局トロッコの切符を購入(300円)、そして発車する時間になったので乗車しようとすると………切符がない!数分前には確かにあったのに!おかしい!絶対に落としてないはずだ。なぜならその場から移動してないからだ!うおおおおおおどこいったんだああああ!!!

 

財布の中にありました。

 

直ぐに乗車するというのになぜ財布に入れたのかは自分の事ながら謎だ。

発車するとスタッフさんたちが満面の笑みで手を振って送り出してくれる………まあ、これは子供へのサービスだろうけど。仕事とはいえ満面の笑みで送り出せるスタッフさんは尊敬するわ。

トンネルに入ると車内の天井には……………門前海峡にいる魚のイラストが浮かび上がってくる。

門司港駅の前にレトロな建物が並ぶ場所を見たかったので、のんびり走り続けるトロッコから出光美術館駅で降車。なんでも“レトロ”って付ければいいってもんじゃないよなあ、とひねた考えを持ってみたり(笑)でも実際そう思ってます。

そして気付く。この日は何かイベントでもあったんですかね?お祭り状態でレトロな雰囲気を楽しむ状況とはとてもじゃないけどいえないorz

人でごった返している旧門司税関で観光案内図をもらう。

旧門司税関の前には帝政ロシア中国に建築した鉄道オフィスのレプリカ・国際友好記念図書館、そしてその背後にそびえ立つのは門司港レトロ展望室

海のほうへ足を進めると見えてきたのは跳ね橋(ブルーウィング門司)。この日はタイミングがいいのか分らないけど、丁度、橋が上がる時間だった。

人の通行を止めて、片側を上げる。

次にもう片方を上げる。

間近で見るとこんな。

この辺りはバナナ叩き売り発祥の地だから名物はバナナだろ、と都合の良いように脳内変換してバナナのソフトクリームを食べる。これがまた美味しかった。ソフトクリームを売っている店が2店舗隣り合っていて、最初訪れた店は売り切れ。結局隣の店(正面から見て左の店)で買ったけど、これが正解だった。味だけでなく果肉も入ったソフトクリームなので食べ応えがある。次に行った時も同じ店で買うだろうな。

そろそろ門司港駅へ行くか、と歩いていると見えてきたのはここから下関唐戸までを結ぶフェリーつーか連絡船(390円)。GWのためか臨時として頻繁に行き来しているらしい。連絡船か電車か、唐戸市場へ戻る手段はその時の気分にしよう、ということで場所も確認したので保留。

ネットの画像を見たときの門司港駅はそれなりに良い感じの古さが建物から出ていたから、実際に見るのを楽しみにしていたりする。

………

………………

………………………

どうしてこうなった。(^ω^ )

なんかよさこい踊りとかいうのでレトロな雰囲気ぶっ飛んでるんですけど………オレは踊りを見たくて神奈川から来たんじゃないのにorz撮るときは入らないようにしたけど………そのため近くからしか撮れなかったorz

あー、なんだろ。目の前で必死に踊っている人たちには悪いけど………一気に興醒めしたわ!

気を取り直してブラブラ歩いていると目に入ったのは旧門司三井倶楽部。そこの看板に林芙美子の文字が。

興味が出始めたので寄ってみることに。1階はレストランや土産物屋、2階(200円か100円)に展示してあるらしいので行ってみる。。

2階にはアインシュタイン夫婦が宿泊した当時の状態で展示されている、その名もアインシュタインメモリアルルーム………。そして林芙美子の資料室へ。

見学した時は『放浪記』を読んでいた…といってもこの旅行期間中はすぐに眠りについていたんで、全くといっていいほど読み進めてなかったんだけど(汗)話が逸れた。とにかく読んでいたので展示品の数々に興味津々。林芙美子の経歴や直筆の原稿や愛用品、書斎の再現などが展示されている。

が、『放浪記』を読み終えた今なら言える。『放浪記』林芙美子があまりにもメンヘラすぎるため読んでて苦痛だった。当時は当時なりに辛いことがあったのだろうけど。見事にオレの幻想をぶち壊してくれてありがとう!ありがとう!ありがとう!まさか『放浪記』上条さんの右腕だったなんて…。すぐにこのAAが浮かんでしまった(笑)………病んでるなオレ。

                       ヘ(^o^)ヘ いいぜ
                         |∧
                     /  /
                 (^o^)/ てめえが何でも
                /(  )    思い通りに出来るってなら
       (^o^) 三  / / >
 \     (\\ 三
 (/o^)  < \ 三
 ( /
 / く  まずはそのふざけた
       幻想をぶち壊す

読了したけど、評判が良い本なので期待したのがマズかったのか、どうにもダメだった。もう少しおっさんになったら再読してみるか。

次はバナナの叩き売り発祥の地の碑を見に。バナナを露店で売り捌く啖呵売。これが大正時代初期に門司港周辺で行われたのが元祖と云われているようだ。

元々、門司港周辺はパッと見て引き返す予定だったのでボチボチ唐戸市場へ。

門司港駅を見に来たんだし、電車を利用するか。つーことで連絡船は止めて門司港駅へ。構内は無理に古めかしい感じを出しているような、と思わないでもないけどこれはこれでアリかな。

門司港駅 → 門司駅 → 下関駅

と270円の30分弱の移動。電車が新しいな。オレが通勤に使っている電車と内装が変わらん………て、何を期待してたんだ(笑)

中途半端な時間ということで車内も混んでいるわけでもなく、電車の進行も快適に進み下関駅到着。

初めて降りたけど結構でかいんだな、下関駅って。車ばかりの移動だから電車の移動が新鮮に感じた。下関駅から唐戸市場へ歩くには遠いし陽射しが強すぎて死ねる、という結論に達しバスを利用。

ロンドンバスとかいう2階建てのバスがあったけど時間が合わなかったので、普通の路線バスを利用(190円)。

………なにこれ?すげー人が乗ってくるんだけど(汗)13時は回っていたのに、この時間から唐戸市場へ行っても何もないような気がするんだが………。

案の定、唐戸市場近くのバス停でドッと人が降りる。ああぁ、場外の店でもまだまだこの時間でも楽しめるって訳か。納得。駐車場へ向かっていると…

うに味のソフトクリーム

………

………………

………………………

うん。オレは何も見なかった。さて、マイカーへ急ごう。

て、何でもかんでもソフトクリームにすればいいってもんじゃねーぞ(笑)食べてた人も微妙な顔してたから、まあ、そういうことなんだろう。

車を出したのは14時過ぎ。さて駐車代はお幾らかなあ〜………1600円超えてたorzちと長居しすぎたか。

そしてこの時間でも車で来る人はいるようで、かなり長い駐車待ちの車の列が出来てた。恐るべし唐戸市場

さて、再び角島を目指す!どんだけ好きなんだよオレ(笑)

道はめちゃくちゃ混んでるのかなあ、と不安だったが予想よりもスムーズに進み16時前に到着………おおぉうなんだこの車たち。

角島大橋までの道は渋滞はなかったけど、角島大橋は大渋滞!!!………いや、角島から戻ってくる道なんだけど。

まずは朝まで止めていた駐車場…実は海士ヶ瀬公園という名前がちゃんとあるらしい(笑)その公園の駐車場に車を入れる。ここも朝とはうって変わって混雑してますなあ。辛うじて止めることができたので橋を眺める。ああ、海が綺麗だな。湘南とかいう海とは大違いだな。景色もいいし休日だし快晴だから人が集まるのは必然か。

角島大橋を渡り、角島へ。夜とは違った景色を楽しめるのは素晴らしい。対向車線は大渋滞か…帰りは大丈夫だろうな(笑)

角島へ渡りきったところに瀬崎陽の公園があるので、駐車をしてそこから今までとは逆に角島から本土への橋を眺める。ここは人も結構いらっしゃる。角島で橋が間近に見れる場所ってここだけかもしれないから人が集まってくるのか?

灯台へと向かってみるものの大渋滞!対向車線の渋滞がなくなってきたと思ったら、今度はこっちかよ!ジリジリと進む中、漸く渋滞の原因が判明。

道の駅のような休憩所・しおかぜの里角島へ寄る車が多く、そこの駐車場が満車のため駐車待ちの車による渋滞orz

それを過ぎると空いてること空いてること!なんだったんだあの渋滞わ!て思えるくらい快適に進む。灯台も観光客で賑わいを見せている。灯台自体にそれほどの高さを感じなかったし有料(200円)だったのでので、灯台の中へは行かずに隣接している建物の屋上へ。ああぁ、ここからでも十分だわ(笑)

角島大浜海水浴場へ行ってみることに。ここはつのしま自然館キャンプ場があり1日楽しめる。キャンプ…というよりバーベキューをしていたのは数えるくらいのグループしか見かけなかったけど、のんびり過ごすには良い所かも知れない。オレは暑くてのんびり出来なかったけど(笑)

そして目に付いたのは………なんだあれ。礼拝堂?景観に合って良い画になるけど………言っちゃ悪いかもしれないけど、地元の人でも普段こんな所に礼拝しに来るのか?

て考えてたら………………トイレでした!おま、ふざけんなよ(笑)

ここは『四日間の奇蹟』という映画のロケ地として利用されたようで、その時のロケセットらしい。で、この礼拝堂公衆トイレをセットで覆った代物らしい………紛らわしいわ!

その後、漁港に寄るも直販店くらいしか見当たらなかったので華麗にスルー。そして本土へと戻る道は案の定、大渋滞。が、角島大橋からじっくり周囲の景色が見れるため、苦痛に感じず。むしろもう少し混んでいても良かったな、と思えるくらいだった(笑)

海士ヶ瀬公園へ戻る。外はまだまだ明るいし、人の行き来もある、右の車は無人、左の車は仮眠中。といったことを考慮して両サイドの窓を半分まで開け、サンシェードをつける。

夕陽の時間は19時前だろうと判断して、寝る準備は整ったということで少し寝る。風があって気持ちがいいし、やっぱり身体は疲れていたのだろう、すぐに意識が吹っ飛ぶ(笑)

そろそろ夕陽の時間、ということで目を覚ますと混んでいた駐車場が嘘の様に空いている。残っている人たちはオレと同じように夕陽目当てらしい。天気良いし雲がないから絶好の夕陽日和だもんねえ。

夕陽に染まる角島大橋と海の景色が哀愁を誘う。どうにも夕陽を眺めているとノスタルジックな切ないものがあるな。

これで夜 → 朝 → 昼 → 夕と全ての時間帯の角島大橋を制覇か。

どんだけ角島大橋が好きなんだよ(笑)まあ、もしかしたら一生来ないかも知れないから全然後悔はしてないんだけど。

19時ということで日帰り温泉探さないと!翌日の午前は観光の予定だから、ルートとして戻るわけなんだけど、その戻る途中にある温泉を探す。

長門湯本温泉に決定。時間があったら山口県長門市油谷東後畑にある棚田(オレ用メモw)を見たかったけど………既に暗いから断念。山口県って結構見るところがあって驚き(失礼)

1時間30分弱で長門湯本温泉に到着。公衆浴場の恩湯に入るため駐車場へと………すげー人だな(汗)満車だったけど丁度出る車がいて助かった。

さすが公衆浴場!入浴料200円という安さでいざ突入!

………

………………

………………………

うー、あー、人多すぎorzまさかここでシャワー待ちになるとわ。温泉自体は少しぬるめ…てか深いよ!なんで深い造りにしてあるのか。その湯船は2つありどちらも石造りで計10人くらい浸かれる広さ。

やっぱり温泉街は夜になると本領発揮だな(偏見)、て感じで情緒ある雰囲気が楽しめる。恩湯の前を流れる川には鯉のぼりの大群が。そして川辺まで降りることが出来たりする

ちなみに公衆浴場はもう一つあって、恩湯の奥に礼湯がある。料金はどちらも同じだけどパッと見、雰囲気は恩湯、清潔感は礼湯といったところだろうか。

さて、サッパリしたし後は夕飯だけど………今夜はスーパーに寄ってみるか。つーことで市街にあるスーパー団子やらハモやらを買いこんで今宵の車中泊場所となる道の駅萩しーまーとへ。

流石に翌日がGW最終日ということで観光客は帰り始めているんだろう、道の駅の車中泊組は数台に止まり…。

いや、それよりもトイレが妙にこじゃれてて、トイレの印象が強かったな(笑)

ということで0時頃就寝………ZZZzzz。

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