四国
2011年 4月〜5月 GW
5時半起床………雨。土砂降りは継続中。 … ……… ……………… 寝るか。 早朝に行動とか言いつつ、雨のせいでやる気が起きない!とはいえ地団太を踏んでも仕方ないので、6時に再び起床し、出発準備。 観音岩を拝みに向かう。前後に車がいないのは走っていて気持ちがいい。 走らせること30分ちょい。案内図を発見するが、どうやら高台まで歩かないといけないらしい。 やべええええええ。この土砂降りの中、外に出たくない_ノ乙(、ン、)_ … ……… ……………… やめました(おい!) 雨はオレから行動を鈍らせ、奪い去るようだ。 まあ、観音岩はおまけみたいなもんだし、問題ないだろ。 と言い訳して車から一歩も出ることなく観音岩を後にする。本日、1つ目の目的地、竜串海岸へ。うーん、この雨はどうしたもんだろ。竜串海岸の奇岩を見学するのは海岸で岩場なんだよなあ………。 車を1時間走らせ竜串海岸の駐車場に到着するも暫し待機。売店はどこもシャッターが下りたまま。天気予報によれば午後には晴れ間が覗くようなことだったので、小雨になるかもしれない。そんな期待を胸に外をボーっと眺めたり、本を読んだり。 無為に時間だけが流れていく………ついでに雨もな! 一体どれだけの時間が過ぎたのか、時計の針は8時半を示そうとしている。先ほどまでの激しい雨が弱まっているような……気が………する。 … ……… ……………… よっし!行っちまうか! てことで意を決して、外へ。小雨ってほど弱くはなっていないが、数時間前に比べたら、オレの敵ではないくらいだな!と、頭のネジがなくなったのか、思考がおかしくなってきた。せっかく四国まで来て無駄な時間は過ごしたくないんで、車内でじっとしてるとか無理だわ(笑) 駐車場の脇にある遊歩道。これを進んでいくと、途中、廃墟と化した休憩所?あまり観光客が来ないのかね。 段々、聞こえてきました波音が。 おおおぉぉ、荒れてるなあ(笑) 海岸に辿り着く前に竜串海岸の案内図がある。様々な奇岩には名称が付けられているようだけど、思いっきり海が間近のところにある奇岩は必然的に見学却下。 こんな大荒れの時に誰が好き好んで海に近づくか!!!(`Д´)ノ………って!今まさにオレがそれに当てはまるよ!なんだこれorz とにかくあまりに無謀なことはしないんで、出来るだけ海には近づかないように見学することに。駐車場から5分とかから無いくらいで到着。 ………おい。海岸に着いたのはいいんだが、遊歩道が見あたらねえぞ。もしかして「駐車場から岩場までは案内するけど、後は勝手にやってくれ(笑)」てことなのか? が、よくよく見ると人の手が入った階段発見。つーか、周りの岩と同化しすぎて見つけ辛いわ!改めて周囲の岩を見ると、なんとも奇怪な光景だわ。 雨で濡れているためか、パッと見ヌルヌルかと思ってしまったがもちろんそんなことはなくザラザラした手触り。岩だしねえ。オレバカだねえ。鍾乳洞なんかの手触りに近いかも。 なあんて油断したら、滑ったよ!こけそうになったわ!くそっ。 遊歩道は道らしき道が無いため、途中途中に見える、コンクリの小さな階段や道を見つけてそちらに進むしかない。 そして、こういうのは日本人だけなんだろうか。奇岩にはそれぞれに名前がついている。好きだよねえこういうの。別に悪いとは思わないけど。 “大竹小竹”なんてのが目に付いたけど、竹といえば竹だけどオレには背骨に見えた(笑) “しぼり幕”てのは………発想があまり豊かじゃないのでよくわからん。ただ、綺麗な曲線だってのは印象に残った(笑) ほかにもヒトデみたいな跡とかオレが命名しても良さそうな岩とか、海荒れ過ぎとか………。 “カエルの千匹連れ”ていうのが気になったけど………どこになんだって?結局見けられなかった。一体なんだったんだ。で、ネットで調べたら………こんなの分るか!雨が降ってたから周囲の岩も色濃くなってるしで、分り辛いったりゃありゃしない。 “座頭の昼寝石”ていうのはすぐに分ったけどな!これくらい分りやすかったらいいのに。雨の日に『 “千畳敷”はなんか良かった………今まで足場の不安定なところばっかりから、急に開けた安定した足場に変わったため安心したのかもしれない(笑) 最後に“夢の浮橋”とかいう片足幅くらいしかない道を通ったけど、どこら辺が夢なのかキッチリ教えてもらおうか。足元が滑るんでけっこう怖かったです、ここ。 他にも蜂の巣のような穴に小石がナイスショットってくらいに嵌ってるのを見たけど、もしかしてこれも自然になったのか?流石に観光客が嵌めたんだろうなあ………そうだよね? 奇岩の名前だけでなく、解説もあったらもっと良かったけど、思っていたより楽しめた観光地だった。もちろん周囲には誰も居ない(笑)ウミガメの産卵場所となっているらしい桜浜に出て、車に戻る。 途中、廃墟と化した………竜宮城!?ではなく、サンゴ博物館。これ今も営業してるんだろうか………。 さて、次の目的地へと出発。 そろそろガソリンがないかもねえ、てことで給油………………が!カードで支払おうとするもなぜか見当たらない!車内のどこかに落としたのかorzまあ、いい。後でじっくり探してやろうじゃないの。 クレジットカードは常時2枚持っているので、もう1枚のほうで支払い。この時は、マジで車内のシートの下とかに落ちてるだろう、そう思ってた。 目指すは足摺岬。クネクネした道を上れば上るほど霧が凄くて視界最悪に。オレ含め他の観光客もライト全開で徐行で進むというけっこう酷い状況だった。それでも地元のおばちゃんは原チャリで走ってたけどさ(笑) 霧を脱出し、少し走らせると右に白山洞門という文字が。Uターンしました。白山洞門は時間があるか、気が付いたら観光しようと思っていたので。 ユースホステル近辺に車を止め、外へ出ると雨もだいぶ弱くなっていた。車道から脇にある遊歩道を下る。気楽な気持ちでサンダルで向かうことにした己を軽く恨む。それなりに勾配があり、滑りやすくなっていたので。 どんどん下りる。その途中に、『白山神社の参拝はここから』みたいな看板。「足を滑らせませんように。いきて帰って来れますように」とかなり大袈裟なさお願いをする。この岸壁の上に社があるらしいけど、危険だからここから参拝してくれということらしい。 そこからさらに下に行くと海に辿り着く。そしてどーんと迫力ある白山洞門。海食洞門としては日本一と言ってもいいらしい。もちろん海辺まで行けるので、行く。靴で来ればよかった。『あたしって、ほんとバカ』………まさにこれでした(笑)指が写ってしまったのは………まああれだ。どんまい。 白山洞門の上を見ると … ……… ……………… !? 小さな社を発見。あれが白山神社?とりあえず、もう1度似たようなお願い。ナムナム。 車道に戻ると、道の反対側に神社。これも白山神社らしい。白山洞門の白山神社まで参拝できない人用なのだろうか。人がいなく、雨という演出もあってかこじんまりとしんみりした雰囲気の神社はいいものだ。 車へ戻ろうとしたが、万次郎足湯という足湯を発見したので、フラフラと吸い寄せられる。地元の人と観光客が数人。けっこう綺麗な施設で、なんとここから先ほどの白山洞門が見下ろせるという絶好のロケーション。ここはお勧めです。 さて、それでは向かうとしますか!足摺岬!
___ 駐車場混みすぎ(´・ω・`) 運良く車を止められ(ホント運がよかった)、周りの皆さんと一緒の方向へ歩き出す。ここまで人が多いとは驚き。ちなみにこの時は既に雨は止み、曇りへと変わっていた。 入口にはジョン万次郎(中浜万次郎)の銅像。そういえばジョン万次郎の看板は海沿いを走っていて、何度も見かけた。アメリカの捕鯨船に助けられたことで思わぬ方向に転んだのか…人生何があるか分からんなあ。捕鯨船か………糞シーシェパードを連想してしまう自分が悲しくなってくるな。 観光案内所があまりにも殺風景だったことに驚きつつ、足を進めると貝殻を売っている売店がポツンとある。ガキの頃、家族旅行で島を訪れた時によく目にした光景が懐かしい………。買わずに先へ。 灯台か展望台かの分かれ道。楽しみは後に取っとく人間なんで、展望台から攻める。 ………風が強い。寒い。が、景色は素晴らしい。断崖絶壁を眺めつつ海を堪能するのもよし、後ろを振り向けば青々とした山々が連なり、そこに多宝塔ひょっこり顔を出している。 灯台とは逆方向に天狗の鼻とやらがあったが、灯台へ向かうことにする。木々に覆われた遊歩道を進むと、妙なものを目にする。 足摺七不思議?地獄の穴? 穴が金剛福寺の本堂まで通じているとか………ふむ。早速覗いてみると … ……… ……………… おい。詰まってるぞ。 他にも弘法大師が“南無阿弥陀仏”と爪で書いた石………次に行こうか。 でた―――――――――――!!!灯台!!!! ってまあ、そんなにはしゃぐほどじゃないけど。ちょっと形が面白いな。このまま宇宙にでも飛んでいってしまうんじゃないだろうかっていう………ロケットみたいな? で、解説の看板を読むと老朽化が原因で「ロケット形」に造り直したんだと。 そうそう、ここ足摺岬は四国最南端の地らしいが、実際にはちょっと違うんだとさ。軽くガッカリ。ネットで調べるのも問題アリだわ(笑) 灯台から更に奥へ行くと、亀呼場?弘法大師がここから亀を呼んだらしい。俺もいっちょ呼んでみるかな!あ、でも周りに人がいるからまたの機会にするかな! さらに大師一夜建立ならずの華表(とりい)。天邪鬼が邪魔して弘法大師が華表(とりい)を造るのを止めたんだと。 七不思議はこれくらいで全部を見て周ろうとは思わなかった(汗) 灯台から離れ車のほうへ。そこには四国八十八箇所霊場の第三十八番札所となる金剛福寺があるので、寄らせてもらう。 けっこう立派なお寺で、お遍路さんや観光客が多い。そして境内が広い!参道を進むと大きな亀………先ほど見た亀呼場の亀らしい。立派な本堂や先ほど展望台から覗いていた多宝塔、他にも多くの石仏。 が、この日のメインはここではないため駆け足気味で退散。車に戻り、目指すは四万十川の沈下橋!これがこの日のメイン! 県道27号の足摺岬公園線とかいうふざけた道を進む。これはマジで酷い。1車線しかなく、カーブの先は木で遮られているため見通しも悪い。あまり楽しい運転ではなかった。 で、駐車できる場所を見つけたので、取り敢えずガソリンスタンドで見当たらなかったクレカを探す。 … ……… ……………… ない………はははっ嘘だろ?おいおい。ちょっと待ってくれよ………。 若干の焦りを感じつつも、見当たらないクレカを最後に使った記憶を呼び戻す。 … ……… ……………… あれ?そういえば松山の安いガソリンスタンドで給油をした後、クレカは抜き取ったっけ? と、とんでもないことに至る。 うーむ、どうだったか。一応レシートは取ってあるので連絡は可能だ。 駐車できる場所といっても、のんびり出来る場所ではないので、頭の隅にこのことを入れて先へ進む(おい!) 念入りに探した訳もなかったんで、この時は正直、クレカを取り忘れたことはまだ半信半疑だった。 それにこの時のオレには、なぜかクレカより沈下橋のほうが優先事項だったり(笑) そういう訳で随分と危機意識が足りない状態で進んでいると………晴れてきたあああああ!ホントに天気予報どおりじゃん!素晴らしい!テンション上がってきたあああああ!!! そして見えてきたのは四万十川!想像しているより大きな川で、更にテンションが上がる(笑)やっぱり晴れてないとね。午前中の雨とはなんだったのか。 って、そんなことはどうでもいい!目指せ沈下橋! 交通量は少なく、スイスイ進んでいると、左に一瞬見えた“沈下橋”の文字。もちろんUターン。車から下りて確認すると高瀬沈下橋という沈下橋らしい。観光客と思しき車がすでに3台ほど止まっている。 車で渡ってみたいけど、まずは歩いて。………………………これだよこれこれ。これが見たかったんだよ。 なんというか、ザ・田舎!て感じで長閑な風景がたまりませんなあ。晴れてることで新緑や川が一層際立っている。せっかくなので橋を渡る。地元の人はホントにこんな幅の狭い橋を渡ってるのか………怖すぎ。 反対岸に着き、川辺から橋を眺める。様になって良い感じ。 そもそも、沈下橋とは何ぞや? 普段は橋として使っているが、川の増水時には橋が沈んでしまうらしい。安価で造れるが、増水時には利用できないという諸刃の剣。 さらに欄干がどうしてないのかというと、流木などが引っかかることで破壊されてしまうのを防ぐためだとか、それらが引っかかって水をせき止めてしまうことを防ぐためらしい。 低い欄干がある沈下橋もあるようだけど、この旅行では見かけなかったなあ。 この時、結構な暑さで、半袖で丁度いいくらい。 車に戻り先へ進むと、『釣りバカ日誌』とか『ロケ地』とか妙な看板が目立つようになる。 自慢じゃないが『釣りバカ』シリーズは1作たりとも見たことないので、ワタクシとしては看板を見かけてもなんとも………。 そんな訳で、実際にロケで使われたらしい勝間沈下橋を見ても何の感慨もなく(笑) って、なんか曇り始めてるんですけど(汗)まじか〜、これからメインの沈下橋だってのに(´・ω・`) そして雲行きが怪しくなってきたのは天気だけには収まらなかった。 おいおい。さっきから冗談みたいな道を延々走ってるんだが。どうなってんだよこの道!!! 道幅は車1台分、待避所もわずかでクネクネと道が曲がっているため、視界は最悪。連休だからかたまに対向車が来る。のんびりと景色を楽しむ余裕がない。もうね、ちょっと奥に入るとこんな道ばっか………先ほどまでの2車線道路が恋しい。 走っていると前の車に追いついく。更に後ろからも車が来た。なんだろうこの安心感(笑) 対向車が1台来ても、こっちは3台も連なってるから対向車が道を譲ってくれるのは、ほぼ必然!そんな安心感でした(笑) あとあれだ。こういう道幅の狭い時のバイクの便利さといったらもうね。対向車が来てもそれほど苦戦する訳でもないし、スイスイ進んでいくからうらやましい。 ちなみにこのクソ狭い道には所々、工事中の箇所があったので平日には観光客は少ないかもしれないが、その代わりにダンプカーなんぞが走っているかもしれない………怖い怖い。 そんな感じでドライブ時間が随分長く感じたが、道路が再び2車線になったところで、看板発見。お待ちかねの岩間沈下橋にご到着。目的の沈下橋はここだったりする。 車を止め、歩いて向かうと道が曲がっていて先が見えない。曲がるまで後のお楽しみってか。演出が憎いね! などとアホなことを考えながら曲がると、幅の狭い橋が。シンプルな造りと色が景色に溶け込んで違和感がない。 この橋は四万十川の沈下橋の中でも有名な橋の様で、CMやポスターなんかにも使われていたとか。 景色は凄くいいんだけど………天気が残念すぎる!快晴の時はさぞかしいい景観になるんだろうなあ。それと………なんだろう。ネットで見た画像と差異を感じる。もしかして違ったんだろうか! ………や、やめよう。深く考えるのは危険だ。 で、帰り際に気付いたんだが、岩間沈下橋を上から見下ろせそうな場所があったけど………戻るのが面倒なので先を急いでしまった(汗) さて、岩間沈下橋を堪能したのはいいんだが、この先の道はまたもや1車線になるようだorz いいかげんにしろ! そんな訳で、先ほどと同じように別の車の後ろについて切り抜けることに! マジで勘弁してほしいわこの道。これでもホントに国道かよ………いや酷道か。 しばらく走ると2車線の広い道路にでた。2車線て素晴らしい。 正午を過ぎているというのに、口にしたものといえば足摺岬の土産物屋で味見用の土産物だけじゃね? と大変な事実に至る。ていうかマジで休憩したい。車を走らせていると道の駅がこの先2箇所あるようだ。休憩決定の瞬間であった。 お、見えてきた!道の駅 四万十とおわ!休憩休憩♪
____ 駐車場が満車でえらい混みようだったorzみんなあの酷道のせいで疲れちゃうんだろうな。 よよよ、よし。ままままま、まだだ。まだ諦めるな。確かもう1箇所あったはずだ。 思ったより遠かった道の駅 四万十大正に到着。うむ、余裕で駐車できる。飯は………腹が減っていても全くそそられる物がない!てことで軽く休憩しただけだった。 そして、そろそろクレカを本格的に探そうか。今度は徹底的に探す!ゴミ袋の中も探す!が見つからない! うおおおいいいぃぃぃまじかよおおおおおお!イッツアピ―――――ンチ!!! 思い当たる節がある松山で給油したガソリンスタンドに連絡してみる。 … ……… ……………… ガソスタ「クレカ?ありますよ?お名前と車種を教えてきただけますか?」 (ああああぁぁぁ、ホントにあるよおおおおお) 名前と車種、ガソスタを利用した時間などなど教える。 ガソスタ「今どちらにいますか?取りにこれますか?」 ここから取りに松山まで戻るとなると、1日潰れそうだ。四国まで来て1日ぶっ潰れるとか!笑えない!!! オレ「あの〜、大変恐縮なんですが、着払いで家まで送ってもらうことは出来ますか?」 と無茶で迷惑なことを言ってみると、 ガソスタ「構いませんよ。ただ、明日か明後日の発送になりますけど、それでも大丈夫ですか?」 オレ「!全っっっ然かまいません!急いでないのでいつでも大丈夫です。ホント済みません。」(ペコペコ) 住所を教えたらちょっと驚いていたけど、ほんっっっとおおおおに助かりました。感謝感謝m(_ _)m とりあえずクレカの行方は解決。が、誰かに使われていないとも限らない訳で。クレカ会社に連絡して使用不可にしてもらおうか。と、思ったが思い止まる。 ダメだ〜。使えなくしたらETCカードも使えなくなるから、帰るときが恐ろしい金額になるorzしょうがない。しょうがない。ここは誰も使ってないことを祈るしかない! それにしても車種も分るってクレカにはどんな情報が詰まってるんだ………。 (余談だけど、帰宅後に調べたら使われてなかった。それとガソスタの人に改めてお礼の連絡。本当にありがたい。) 何はともあれ旅行続行。ここ四万十大正のすぐそばに石の風車で有名(?)な轟公園があるも、この後のことを考えて先へ行くことに。 結局何も食べてないなあ、て思いながら走っていると鯉のぼり!そういえば5月だったか。 そして観光客がいない沈下橋を幾つも見かけた。地元の人が利用してるのを見たけど、高瀬沈下橋や岩間沈下橋等と比べると規模が小さいがじっくり見るならこういう橋のほうがいい気がする。ただ、駐車する所があまりなかったけど(笑) ていうか、オレがネットで見た沈下橋ってこういう小規模の沈下橋なんじゃ………。 そして………なんか晴れてきた!遅いよ! そんな天気の状態で四国八十八箇所霊場の第三十七番札所である岩本寺に到着。けっこう参拝者がいて賑わってる。 本堂の天井画が有名らしいけど………撮り忘れた! お遍路さんがホント多い。自分もいつか挑戦してみたい。その時に天井画を撮ろう(笑) 車に戻って調べると、あぐり窪川という道の駅がすぐ近くにあるようだ。 広い!しかもかなり車が止まってる。湘南ナンバー発見!こんなところまでご苦労様です。お互いに(笑) もうここで食べるしかないだろ。15時になろうかという時間だったので、期待はせずにレストランに入り、四万十川の名産をふんだんに利用した四万十まるごと膳とかいうのを注文。確か1200円………だったかな?(汗)といっても朝昼兼用と思えば全然大した金額じゃない! ボリュームがあって大変美味しゅうございました。うーん、ここまで我慢した甲斐があったかも?(笑) 外に出て土産物などを物色。いもけんぴって高知の特産なの?随分プッシュしているように見えたんだけど。1年位前から嵌っているオレは迷わず購入(笑)そして妙な人だかりになっているアイスクリーム屋を発見。去年のGWではウニのソフトクリームは怖くて断念したが、これなら食べれそうだ!てことで四万十青のり(200円くらいだった気がする)。 口に含むと磯の香りが………食べやすくて、これも美味しかった。 さて、腹も膨れたし行きますか!高知市街地に!もちろん下でな!!! 道は混んでおらず、信号にもそれほど引っかかることなく、2時間くらいで到着。 いやー、文字にしてしまうとアッという間だが、2時間は結構長いんだぜ? 車を止め、まずは高知駅前で情報収集。 正直舐めてました高知駅。大変申し訳ございませんでした。メチャクチャ近代的な造りで綺麗なんだな。 まずは観光案内所で飲食店が集まっている場所と歩いてどのくらいの距離があるのかを聞く。 高知県での観光はこの日と翌日の2日間。で、高知県民に知り合いがいるので案内してもらおうと思ったら………夏にならないと帰省しないとか(笑) 観光に時間を取られそうもないはりまや橋を目指す。ガッカリスポットで有名らしいので、どのくらいガッカリなのか逆に興味が湧いたもので(笑) 高知駅から歩いて15分くらい。悲恋物語の舞台になったとか。ってまーた、恋人の聖地ってやつかよ。ホント好きだよねこういうの。 もっとショボイのを期待したんだけど………中途半端にそれなりに作ったんだぜ?みたいな。なんともいえないガッカリ名所でした。 さて、この日は飯食って風呂入ったら、またまた長距離移動をしなくちゃならんのでさっさと店に入ることに。 高知城の近くにひろめ市場というご飯を食べれるところがあるようだけど、4日目に行くことにする。はりまや橋周辺にも飲食店がかなりあるので、ここらで適当な店に入ってしまう。 定食に限って言えばどこも同じようなメニューで同じような値段なので、どこに入っても大差ないかも。 入った店でカツオのたたきと塩ダタキが一緒になった定食があったので注文。塩ダタキて初耳なんで楽しみ。値段を忘れてしまったが、けっこういいお値段だった気がする。今思うと旅行中だったから金銭感覚が麻痺してたっぽい(笑) で、料理がきたので食べてみると………美味しい。いや、美味しいのはいいんだ、うん。カツオのたたきは一目で分るんだが、塩たたきってこれなのか?(右側の刺身)ただのカツオの刺身のような気が………。 とにかく美味しかったです、ごちそうさま。で、いざ会計。 店員「あれ?お客さん、すみません。塩たたきじゃなくてたたきと普通の刺身の定食を出しちゃいました。大変申し訳ございません。」(ぺこぺこ) … ……… ………………
,ィ⊃ , -- 、 もうね。絶句ですよ。絶句。オレの楽しみが………。もし高知を訪れる機会があっても、この店には行かないです。 モヤモヤした夕飯だったが、腹は膨れているのでそれほどイライラしないという不思議!なんなのこれ!? お次は日帰り入浴。時間のロスにならないような場所の施設にしなければ。高知駅から30分くらいのところにある岡豊苑へ。その中にホーライ温泉という日帰り施設があるらしい。 駐車場に到着するもガラガラ。街灯もあんまないし。連休なのに大丈夫か?敷地内に居酒屋(?)らしきところがあって、おばちゃんが日帰り温泉の受付と居酒屋の女将さんを兼用してた。居酒屋の客は馴染み客が1人といったところか。 けっこうな不安を感じつつ日帰り入浴(840円)へ。 脱衣所へ行くと………貸切だよ!風呂を覗くと誰も居ないよ!素晴らしい! 我ながら現金なものです、はい。 露天がなかったのは残念だけど、杉の香りが漂う大浴場は気持ちがいい。のんびり浸かることが出来た。これで入浴客がたくさんいたら話は別だろうけど(笑) さて、これからいよいよ本日の寝床へゴー。ここから約1時間半の山道ドライブです(笑) 前後に誰も居らず、街灯も少ない延々と続く山道を進み続ける。途中、雰囲気のある無人駅なんかを見かけたので、撮ろうと思ったけど車を止めるところがなかったり(´・ω・`) かなりいい雰囲気だったから無理をしてでも撮っとけば良かったかなあ。 翌日はまた朝食抜きで動き回る羽目になるかと思うと勘弁なので、コンビニに寄って朝食用の惣菜のパンやらを買っておく。 目指すは道の駅 にしいや。いつの間にか徳島県に入っていたということで、大した感動を得られないまま四国制覇です(笑) 大歩危(おおぼけ)橋を渡ったところで左に駅発見。無人なのか随分と静かだった。ライトが煌々と照らす中、電車がポツンと止まっている様は旅情ある光景で素晴らしかった。帰ってから調べたら大歩危駅だった。 そこから更に走らせ、道の駅 にしいやにようやく到着。 … ……… ……………… おおぉう。随分と車中泊組みがいるもんだ。それほど多くの車を止めるほど広くはないが、駐車場は殆ど埋まってた。もちろん車だけでなくバイカーも。テント張ってたけど。 外に出ると寒い。山の中だもんなあ。でも空気は澄んでいて気持ちがいい。 街灯が妙に明るく「寝づらそうだ」て思ったけど、23時頃横になったらすぐに寝た。
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