広島&愛媛
2009年 11月

一日目 二日目 三日目

11月の3連休どこに行こうかと当初は群馬にある、

吹割の滝草津温泉白根山湯釜

というルートを考えていたけど、11月の下旬ということで道路凍結を恐れて却下orzなんせノーマルタイヤなもので………。冬の東北も良さそうだ、と考えたけど電車という選択肢はオレの頭の中には存在しなかったので、これは夏だなと考え直す。それに11月入った時点で宿も予約してなかったし、冬間近の東北での車中泊は死ねるレベルとも思えたし(笑)

で、どこかないものか、と書店でガイドブックを漁ったりネットで調べたりして目に付いたのが尾道………………はい、決定。

その近辺に何かないものかと探して、しまなみ海道鞆の浦を発見。ということで予定としては、しまなみ海道で車中泊して翌日に尾道でビジネスホテルかどこか安いところで一泊。

11月に入って部屋がまだあるのかという不安を抱えながら探したらちょこちょこ空いていた。そして数ある尾道のホテルを口コミなどで評判を確認、その結果尾道ロイヤルホテルに決定。が、予約した時は千光寺側しか空いてなかった。どうせなら尾道水道側が良かったんだけどorz

神奈川から尾道までの走行時間を調べたら10時間とか………オレ死ぬかも。しかも尾道観光予定日の天気予報がとかorz

メインとしている尾道を色々と調べると、行き当たったのがまさかの『かみちゅ!』(笑)数年前TVで見てたけど、舞台が尾道とは知らなかった(正確には福山出雲大社もだけど)。そのためレンタルして全話見直す(笑)この作品はもっと評価されても良いと思う(キリッ)。それと“尾道三部作”なるものもあるようで、『時をかける少女』をレンタル。『転校生』も見たかったけどリメイクしかなかったので止めた。『さびしんぼう』は時間的に見るのが不可能と判断。

ネットの恐ろしいところ、それは見事に尾道観光が『かみちゅ!』聖地巡礼に洗脳されてきていること(笑)ああぁ、一人旅で良かった(笑)

車中泊の準備もして20日の21時に出発!

眠気との熾烈な戦いを繰り返し、途中で仮眠を取りながら21日の5時半に向島へ続くしまなみ海道、まずは新尾道大橋に到着!眠気も吹っ飛び、テンション上げてく!

料金は2,300円!安っ!ETC様々だわ。

残念ながら向島には興味が惹かれる観光名所がなかったのでスルー。因島大橋(450円)を通過して最初の目的地、因島にある白滝山へ!

ちなみにしまなみ海道はサイクリングコースがあり、自転車でそれぞれの島を巡ることが出来る。レンタルサイクルもあるので現地で調達する人もいるようだ。オレは時間がないので車で観光。

まだ日は昇ってないようで、これは朝日が見れるかもしれない、と期待。白滝山は石仏が多数並んでいて景色も良いらしい。

辺りが徐々に明るくなってくるのが分かる。今日1日が始まろうとしている。

鳥居を潜り、登って数分の目的地に到着。………………あれ?違くねここ?つーかどこですか?

とはいえ景色は素晴らしい。徐々に雲や海が赤く染まっていく様は良いものだなあ………………て、違う!白滝山で朝日を見ようよ!そして首を横に向けるとこの見晴らしのいい巨岩から見えたのは、現在地よりも更に高い山。

もしかして………あれなのか?そうなのか?現在地に来るまでに怪しいなあ、と思った分岐点まで大至急引き返す。案の定、曲がるべきところを曲がってなかったorz

早朝なので誰もいない駐車場に車を止めて、周りには目もくれずに一目散で山頂へ………………けっこうキツイな!この坂!!

大量の石仏、釈迦三尊像五百羅漢というもので埋め尽くされている頂上。五百羅漢の石仏は柏原伝六とその弟子達によって作られた700体の石仏のことらしい。両サイドを石仏が並び、まるで迎え入れられている錯覚。

で、頂上にある展望台へ。

………寒っ!やめて!めちゃくちゃ寒い!けど、360°見渡せる景色はサイコーです。眼下には先程通ってきた因島大橋が見下ろせる(左画像)。どうやら朝日は雲が邪魔して拝めなかったけど、そんなことは忘れるくらいの眺望。気温が低いだけでなく風も吹いてかなり寒いけど。

こういう風景は普段目にすることのない新鮮さと、なんともいえない郷愁を感じてしまう、心地よい矛盾があるんだよなあ。反対側を見るとこれから行くであろう島々が見える。これはこれで素敵な光景。

寒風にビュウビュウ吹かれながら眺めていたけど、流石に限界を感じた。鐘楼があったので一回鳴らして退散(笑)朝早いんで強くは突かなかったけど。

次は因島水軍城にでも行ってみようかな、ということで向かってはみたものの見学は9時半からのようなので、近くの因島大橋記念公園へ行ってみる。ちなみに時計を見ると8時半。

因島大橋記念公園へ向かう道路と海が近く、眺めのいい景色が続く。取りあえずの目的地である因島大橋が見える(右画像)。

到着したものの、駐車場には車が一台も止まっていない。朝早いしね〜。車を止めてしばし散策………とはいえ展望台まで上がって行かなかったけど。朝食とってないんで、力が出ないんですorz

橋にこれといった興味や萌えは感じないけど、下から見上げる橋は迫力あるなあ。人間の技術て凄いです、はい。

それはそうと眠い!腹減った!これ以上行動できません!

定食屋とかファミレスを見かけなかったorz仕方ないのでコンビニパンを食べて、仮眠。

後部座席はフラットに出来、さらに助手席を倒してその上からダンボール、マットレス、毛布、登山用の寝袋にチャックがついていて広げることが出来るやつ(名前が分からん!)の順で重ねてある簡易ベッド(?)。

この時初めて思いっきり横になって寝てみたけど………うはっ、めちゃくちゃぐっすり寝れる(笑)

9時を過ぎたので因島水軍城へ再び向かう。人がいないのはいいことだなあ(笑)

車を止めてまずは因島水軍城の直ぐ傍にある金蓮寺へ。村上家累代菩提寺になっていて、本堂裏には村上水軍の墓がずらっと並んでいる。

“日本で唯一の水軍城”である因島水軍城へ足を向ける。城門を抜けて少し上ると本丸が現れる。過度な期待をしたら凹むことなるけど(笑)

水軍資料館(310円)があり、入口には刀や甲冑を手に取り、試着も出来る(笑)資料館内部は撮影禁止。外見はアレだけど、貴重な武具や遺品など数多く展示されていて見応えあり。ちなみに右画像は資料館ではない(笑)

近くで見るより遠くから眺めた方がまだましかも………。

うっし!次は耕三寺だな。ということで因島をお去らばして生口橋(175円)を渡り生口島へ。

駐車場に車を止め、歩いて気付いたことは、観光地なのに大した賑わいがないのはこれいかに。勝手な解釈だけど、一つ一つの観光名所が離れすぎてるのが一つの原因だろうなあ。徒歩で観光できる京都鎌倉と比べてしまうと活気が………。

そんなオレの思いは置いといて、歩いていると白と赤の鮮やかな色が目立つ建物が見えてくる。これが耕三寺への入口となる。ちなみにこれは京都御所紫宸殿を模した門………これが京都御所紫宸殿…だと?

そして“西の日光”といわれるくらい、日光東照宮に酷似している。それもそのはずで孝養門日光東照宮陽明門を模している。他にも日本の著名な仏教建築を模したものが多数。日本の有名建築がいっぺんに見られる場所(?)。とはいえ、中にはこれはないだろう、てものもあるけど(笑)

1,200円というお高い料金を払い中へ。これがその孝養門。それを潜ると平等院鳳凰堂を模した本堂のお目見え。もう何でもありで、ここまでくると逆に清々しいな(笑)


<左:孝養門 右:本堂>

そしてその横にあるのが千仏洞地獄峡という人工洞窟。なんとも凄いネーミング(笑)

始まりは地獄コースから。閻魔様のお出迎え。そして八大地獄六道を画と文字で説明している通路が続く。うーん、詳細は分からないけど、画で説明されているとはいえこれら全ての罪を犯す人間がいたらと想像したら怖いものがある。

先へ進むと水の音が聞こえてくる。すると仏像さまのお出迎え………多すぎるだろこれ(笑)!いかにも洞窟といった感じだけど、これは凄い(笑)どうやら地獄コースの次は極楽コースらしい。

順路どおり進むと上へと階段が伸びている。行き着く先で目に飛び込んだのは、法隆寺救世観音を拡大した救世観音大尊像………なんつー演出だ。思わず吹いた(笑)

振り返ると先程の本堂孝養門が見下ろせる。そして周りは紅葉が真っ赤に色付いている。


<左:本堂と孝養門>

さらにその先へ進むと、彫刻家・杭谷一東氏によって大理石で創られた未来心の丘。その一角に食事が出来るカフェ・クオーレという店。

すごい、どこもかしこも真っ白過ぎ(笑)これで天気がよければ白い大理石は一層際立っていただろうな。少しの間、光が射したけど………短っ!

耕三寺建立発願の原点ともいうべき潮聲閣へ。中へ入ると案内してくれる人がいて、一つ一つの部屋を説明してくれる。

和洋折衷の館でこんな家に住めたらなあ、と淡い思いをしてしまうワタクシ(笑)

部屋や廊下から眺める日本庭園は素晴らしい。

内玄関表玄関、そういえば日本家屋って2つの玄関があったんだっけ。入口が内玄関だったらもっと良かったんだけどなあ。


<左:内玄関 右:表玄関>

天井や廊下、襖や明かり取りなど見ていて飽きない。耕三寺敷地内で潮聲閣が一番良かった。

そして時期がドンピシャで紅葉が鮮やかな色彩を放っていた。ああぁ、そういえば今は紅葉のシーズンだったっけ。紅葉目的じゃなかったからスッカリ忘れてた(笑)

しまなみ海道はこの日1日で回りきってしまおう、と思っていたから残る新宝物館はかなり流しての見学(笑)いや〜時間はマキマキですよ。

<新宝物館>

仏教美術、茶道美術、近代美術の数々が展示されていて、貴重な品々を目にすることが出来る。

で正直、大して興味がなかったんだが(おい)、この時はスタンプラリーという催し物がありスタンプを集めるとポストカードをくれるという。最後のスタンプがここ新宝物館だったりする。

………すみません。スタンプラリーやってなかったら新宝物館に足を運ぶことはなかったです、はい。

多々羅大橋(400円)を渡って大三島へ。なんかすげーペースが早いかも。多々羅大橋が県境になっていたようで、いつのまにやら愛媛県に入ってた(笑)

愛媛県キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!

て叫びたかったのに………………………………すみません。

土産物屋が並ぶ駐車場に車を止めて大山祇神社へ。

ここ大三島大山祇神社は全国山祇神社の総本社であり、大山祇神の本拠地。大山祇神は「おおいなる、やまにすむ神」であり、日本全国の山の総管理者らしく霊験あらたかな神聖な場所のようだ。

二ノ鳥居を潜り、神橋が見えてくる先には………工事中でしたorzちなみに一ノ鳥居宮浦港にあるということをこれを更新している時に知った(笑)今度からガイドブックを買っていくべきかなあ………。

<二ノ鳥居>

奥へ進むと広々とした参道の真ん中に天然記念物である樹齢2600年の大楠が。存在感ありすぎ。左手の十七神社には21体の木造神像が祀られているとのこと。中を見てみたかったorz


<左:大楠 右:十七神社>

神門を潜ると拝殿が現れる。重厚な感じがして、耕三寺に比べるとケバケバしくなく、個人的にはこういう飾っていない感じのほうが好きだな。何より落ち着く。


<左:神門 右:拝殿>

拝殿の近くにはちょっと変わったデザインの建物があった。これは神輿庫らしい。

<神輿庫>

宝物館へ向かう途中には御神木の楠兜掛の楠がある。いい感じで朽ちて(誉め言葉)いる。多くの出来事を見てきたんだろうな。ちなみに宝物館へは入ってない!

<御神木>

車に戻る前に土産物屋に入ってみる。耕三寺で散々見かけたみかんもある。やっぱり安いなあ。10個以上入った1ネットで100円とか。後は海に囲まれていることもあるんだろう、海産物もよく目にした………ゴクリ。

時計は12時を既に回っていて、何か腹に入れたいと思い、特産品なのか分からないけど至る所で見かけたみかんジュース(150円)と塩まんじゅう(500円くらいの土産用)買った。塩まんじゅうも美味しかったけど、みかんジュースは濃厚ですっきりした甘さで美味しかった。

先程時計を見たら昼を過ぎていたので、昼飯をどうしようと考える。大山祇神社の目の前にある大漁という食堂らしき所は有名なお店なのか長蛇の列orz

まあ、それにせっかくここまで来たんだから有名なものでも食べてみるか、と思って旅行前に気になっていた塩で有名な伯方島塩ラーメンでも食べることにする。そう、あの は・か・た・の・塩! てCM(笑)早速、携帯でググってナビで誘導してもらう。人間の技術てすげ―!と実感した瞬間であった。

目指すはさんわ伯方島本店という店。大三島橋(225円)を渡り、伯方島到着。天気も良いし順調じゃね?とお気楽モードで走行。

さんわに着いたのはいいんだが、駐車場が1台分しか空いてなかった。後続車もさんわに食べに来たようで、ギリギリセーフだった!あぶねえ〜。

ピーク時間は過ぎたのか直ぐに席に着けて、この辺はタコも有名だった気が………ということでタコめしセット(850円)注文。

塩ラーメンはアッサリしていても味がしっかりしているスープ、それに良く絡まる細麺が馴染んで美味しい。タコめしもご飯にタコのダシがよく染み込んで美味しい。ちょっとベチャッとしてたのは残念だけど。とはいえ満足な昼食でした。

海の難所で船折れてしまうところからくる船折瀬戸、それを見下ろせる道沿いでごちゃごちゃした車内整理(汗)眼下にはキャンプ場があり、海を間近にしてのバーベキューは楽しそうだ。

車を走らせていると道の駅伯方S・Cパークが見えたので休憩。車から降り………さむっ!目の前は海で遮るものはないため海風が吹いてる。目が覚めるわ〜この寒さorzこれから通るであろう伯方・大島大橋が見える。非日常的な光景はいいものだ、とボーとしてみる。

で、食後のデザートとして塩ソフトクリーム(250円)を食べる。クソ寒いけど(笑)

<塩ソフトクリーム>

現在14時。今回しまなみ海道を渡った終着点は今治湯ノ浦温泉という道の駅。とりあえず終着点まで行ってしまおうか、つーことで移動開始。

伯方・大島大橋(275円)を渡って気付いたらまだ寄るはずではなかった大島に到着とか(笑)!くそっオレのナビはどんだけ古いんだよ!

しまなみ海道を走っていれば簡単に今治市街地に着くはずだったのにorzやはりナビとの信頼関係は難しいようだ………。

大島に降りてしまったのは仕方ないので、夕陽の時間に再び来るであろう亀老山展望公園へ。

………。

………………。

………………………なにこれ寒すぎるんですけど。山頂というだけあって、めちゃくちゃ寒い!

亀老山展望公園への道が分かったし、夕陽の時に再来訪するから直ぐに退却(笑)展望台にも上がらなかったオレを見かけた人は不審に思っただろうな。何しにこんなところまで上ってきたのかと(笑)

が、ここまで来て何もしないで退却するのも癪なので展望台からではないけど、昼間の眺めはいかがなものかと風景を撮っておく。うーん、雲の切れ目から漏れる光が神秘的だわ………。

それにしてもここまで自転車で上がってくる人には尊敬するわ。ちょくちょく自転車で回る人を見かけたけど、それほどサイクリングコースが整備されているようには見えなかった。それともオレが気が付いていないだけ?

で、とりあえず何をしに行くわけでもないけど愛媛県今治市にある今治湯ノ浦温泉へ向けて、来島海峡大橋(925円)を渡る。

………………925円!?たけえぇぇ―――(笑)!どうしてこの橋だけ異常に高いのか誰かオレに説明してくれ。

ほぼ道なりに進んで道の駅・今治湯ノ浦温泉に到着。漸く辿り着いた折り返し地点、感無量………にはならなかった。まあ、これとって苦労せずに到着したわけだし。

温泉の湯煙を演出したモニュメントがあるくらいで、他には見るべきものは特にない。道の駅なんだから当たり前だけど。

どこか温泉に入ろうと思ったけど、現在15時半。16時半には亀老山展望公園に着きたいから止めておく。そんな訳で観光もしない。なんとも中途半端な時間についたものだ。

夕飯にはあまりにも早い時間だったので、軽く休憩してもと来た道を戻る………………ホント何しに来たんだろオレ(笑)

再び大島亀老山展望公園へ向けて来島海峡大橋(925円)を渡る………やっぱり高いよなあ、この橋だけ。

亀老山展望公園の展望台は続く階段には亀のオブジェが。売店もあったけど丁度片づけをしていた。

やはりそれなりに有名な場所で綺麗な夕陽が見れるというだけあって人が集まってくる。中には観光バスも登場してた。

展望台は風が吹きまくっていて、コートとマフラー装備でもめちゃくちゃ寒い!それでも瀬戸内海を望む景色は素晴らしい。海は動きがないため、絵画か箱庭でも眺めている錯覚に陥る。この感覚は不思議だった。

夕陽の時間が近づいてきたけど………う〜ん、夕陽運がないのか雲が出てきてしまい残念な結果にorz

………と思ったけど、雲の隙間から光が瀬戸内海へ差し込んでくる景色は神秘的でなんともいえない。寒い中、耐えて夕陽を観賞した甲斐があった。

17時過ぎに車に戻ると、この時間になっても観光バスがくる………この時間はもうアウトだと思うんだが?

さて、風呂だ!夕飯だ!ついでに今夜の寝床はどこにしようか!ということでそれなりに店が目に付いた大三島に決定。伯方・大島大橋大三島橋を通って大三島到着(425円)。

それなりに賑わっていた大山祇神社へ再び行ってみることに、もう18時過ぎてるけど。

昼間は行列が出来ていた大漁は空いてそうだったので、入ってみる。すると団体の客が来るそうで、座る場所がないといわれたが、常連客でヤンキーぽい夫婦が席を1つ空けてくれた。夫婦にお礼を言って注文。

店内は一部セルフサービスになっていて食堂といったイメージまんまだった(笑)品数が多く目移りしそうなので、お勧めと書かれた海鮮丼(850円)にする。

美味しいことは美味しいけど、そんなに安くもないし量もそれほど多くない、昼間に行列していた意味が分からないんですけど………。ランチメニューが安いとか?

で食べていると、ヤンキー夫婦の旦那が話しかけてきた。夜にカメラ持った男が1人店に入ってきたから好奇心を持ったのかもしれない。

どこからきたのか、どれくらい時間がかかったのか、どうしてしまなみ海道に来ようと思ったのか等々、質問されまくり(笑)

こっちも2つの温泉の情報をゲットした………両方とも観光マップに載っている温泉だったけどorz

今宵の宿の話になった時に、

旦那「もしどこも泊る場所を考えてないんだったら、うちに泊りに来ればいい、子供もいないから寝る場所だったら用意できるよ?」

オレ(ええぇぇぇ!!?マジで!?ありがたい!………けど、今回は車中泊も楽しみにしていた1つだからなあorz)

ということで丁重にお断りした。大変ありがたい人だった。感謝感謝。人とのふれあいは面白い。一人旅なら尚更だと実感。人恋しくなるんですよ(笑)

ちょっと判りにくい場所にある多々羅温泉しまなみの湯(300円)へ。料金は300円とリーズナブルだけど、石鹸やタオルなどは有料。人もけっこう来るようで、観光客以外にも地元の人もいたっぽい。それと清潔な印象を受けたけど、最近改築でもしたのか?居心地は良かったです。

今夜は道の駅・多々羅しまなみ公園で車中泊に決定。車が1台止まっていたけど、妙なガキンチョもたむろってないし、橋も近いからという理由。

寝る準備をしてから、ライトアップされている多々羅大橋が間近に見れるのでカメラ片手に足を運んでみる。

昼とは違った印象を与えてくれる夜の橋、誰もいない静まりかえり波の小さな音、雰囲気良いな………。


<多々羅大橋>

と撮っていると、おじさんが声をかけてきた。もしかして怪しい人間に見られちゃったか?

どうやらこの辺で夜釣りに来て、釣れたイカが墨を吐き地面に跡を残して汚くしてしまうらしい。それを綺麗にするのに100万かかるとのことで、釣りを咎めるために見回っているらしい。………100万もするのか。

で、オレは夜釣りに来たんじゃないかと疑われた、ということ。本来、マナーがなってない人が多いから余計な手間がかかるんだろう。釣り人は自重してください。

その後、日の出の時間とどこから太陽が出てくるのか、愚痴やらなんやらを聞いて、車内に戻る。けっこう楽しい時間だった(笑)

ほとんど寝てないため、猛烈に眠かった。そのため20時就寝ZZzzz。

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